【受験向け】前置詞で意味が変わる、区別の難しい熟語まとめ 

更新日:

ここでは、使い分け、見分けの難しい熟語をまとめていきます。

使い分けが難しい、というか、忘れやすい!だから受験などの試験で狙われやすい・・・そんな熟語を集めてみました。

少しずつ更新していく予定です。

in stead of / in place of / on behalf of 「~の代わりに」

いきなりちょっと細かいですが、問題で見たので残しておきます。

instead of と in place of は両方とも「~の代わりに」という意味です。正直、同じように使われるのですが、どっちか選ばせる問題がありました。

微妙なところですが、in stead of はオールマイティーに「~の代わりに」と使えると思います。in place of は文字通り「place」「場所」を代わる、もう少し広げて、「立場」「役割」「役職」という意味でとらえるとわかるかもしれません。

I attended the meeting in place of him. 彼の代わりにミーティングに参加した。 会議にある彼の「場所」を私が代わった。会議での彼の「立場」と代わった。 と考えると使い方が何となくわかるかとおもいます。もし受験などで出てきたら思い出していただければと思います。

on behalf of は?というと、これも「~の代わりに」in stead of は「モノ」の代わりに、に対し、on behalf of は「人の代わりに」と区別できます。

それじゃin place of と in place of は?と思いますが、in place of も「モノ」でも使えます。We use lights in place of lamps. 「ランプの代わりにライトを使う」とも言えます。もちろん、先ほどのように「人」でも使われます。

その場合、on behalf of は「~を代表して」という意味もあるので、違いがわかると思います。I can't attend the meeting, so he will attend on my behalf.私は会議に出られないので、彼が代表して参加します。と言うニュアンスですね。

on behalf of / in behalf of  「~の代わりに」

behalf ついでにon behalf of とin behalf ofの違いも確認しましょう。

両方「~の代わりに」という意味です。 on の方は、先ほど書いた通り、「○○の代表で」と言うニュアンスでした。in behalf ofは「○○の利益のために」と言うニュアンスが含まれています。

He worked in behalf of his family.彼は家族のために(家族の代わりに)働いた。彼が働く、という行為は家族の利益になっていますよね。こういう場合はin behalf of を使います。

familiar to / familiar with 「よく知られている/よく知っている」

familiar to は 「良く知られている」 という意味です。主語が「知られている」です。たとえば、This machine is familiar to me. この機械は私に知られている(=私はこの機械をよく知っている)。機械が私に知られている、という意味で使われます。

それでは、主語が「知っています」と言う場合は?と言うと・・familiar withを使います。「精通しています」「よく知っています」という意味で使われます。単に「知っている」程度では使えない表現です。

He is familiar with the machine. 彼はこの機械に精通している。

tired of / tired from 「~にうんざりしている / ~で疲れている」

tired of は「○○にうんざりしている」という意味で使います。

of は○○の一部という使い方をします。

「~の」だけじゃない。前置詞ofの考え方

今回は前置詞OFです。 マーク・ピーターセンさんの「日本人の英語」という本が大好きでこの方の本はよく読むのですが、前置詞ofについて興味深いことが書いてありました。 もくじ1 Ofとは2 日本の大学は ...

続きを見る

tired of の後にはうんざりする「人やモノ」がきます。of はlegs of a table「テーブルの足」のように、テーブルの一部の足、のような意味の前置詞です。雰囲気的には「うんざりするような人やモノ」が自分の生活の一部になっているくらいうんざりしている、という雰囲気です。大事なのは、「精神的にまで支障をきたしている」というニュアンスです。of は強いですね。

I am tired of my boss. 私の上司にはうんざりです。

tired from は「~で疲れている」はfrom は「起点」です。なんらかの原因があって、それが原因で疲れている、というニュアンスです。

よって、先ほどのofほど直接的ではなく、肉体的に、体力的に疲れた、という使い方です。I am tired from studying. 勉強で疲れた。

hear of / hear from 「~のことを聞く / ~から便りがある」

heard of は「~のことを聞く」という意味で使われます。of とイメージを繋げるのが難しいですが。I have never heard of him. 彼のことを聞いたことは無いです。 と言う文章も、of him. 「彼の」というのは彼の「存在」という意味があります。「彼の存在を知りません」世界の「一部」としての「彼」と考えると「存在」のニュアンスもわかるかもしれません。

hear fromは「~から便りがある」 これは、fromが起点ですから、from○○→○○から来た便りがある、でイメージできますよね。

die of /die  from 「~で死ぬ」

die ofとfrom は「~で死ぬ」という意味です。

またofですね。of は「~の一部」から切り取ったイメージでした。ですので、「直接的な原因で死ぬ」という時に使います。

He died of cancer.  ガンが直接的な原因で死んだ。と言うニュアンスです。

fromは「起点」です。よって、なんらかの原因(起点)があって、「死ぬ」まで少し距離があります。例えば、He died from smoking.のように、タバコが直接的な原因ではなく、あくまでタバコが起点になって、それが、例えばガンを引き起こして亡くなった、のように、直接的な原因ではなく、原因と死ぬことに少し距離があります。働き過ぎで死んだ、などもそうですね。

anxious about / anxious for 「心配している / 切望している」

about は対象の周りをモヤモヤ囲んでいるイメージ。 about Englishだと、「英語」という対象の周りのモヤモヤ→英語に「ついて」という意味になります。

anxious about は何か対象についてモヤモヤいろいろ思い悩んで心配しているイメージです。I am anxious about the future. 将来に心配しています。

for は「方向」ですね。前を向いているイメージで「切望している」という意味になります。I am anxious for your recovery. 私はあなたの回復を切望しています。

agree to / agree with 「~と同意する」

こちらは両方とも「~と同意する」という意味です。

使い分けは、to の後は「提案」など with の後は、「人」が来ます

with は「つながり」を表す前置詞です。a man with blue eyes (青い目の男の人)青い目と男の人は「くっついたつながり」がありますよね。ですので、agree with は同意する対象との「つながり」が感じられます。

よって、withの後には、直接「人」が来て、「あなたそのものに、(強く)同意しますよ」(あなたの意見と共にいます。くらいの勢い)、という意味になります。

一方で、to は「方向」でしたよね。

4文型と3文型の書き換え・・もう根性暗記が必要ない!「to と for」の使い分けまとめ

to と for という前置詞があります。 どっちも「~へ」という意味じゃないの?と思うこともありますよね。 例えば、to と for で悩むのは第4文型から第3文型に書き換えるときです。 I gav ...

続きを見る

何かの方向に対して「同意」する。ので、withよりも少し距離があります。ですので、withほど強い賛同ではなく、普通に「同意します」という程度。toの後には「提案」がきます。その提案には賛成できますね、くらいのイメージで使います。

call at / call on 「~を訪れる」

これも先ほどのAgreeと似ています。

at の後には「場所」 on の後には「人」が来ます

前置詞のイメージで使い分けできますでしょうか。at は「点」のイメージです。地図を広げて、「この辺り」と鉛筆で×印をつける感じです。なので、場所が適当ですね。

onは、「接触」のイメージです。

at やon についてはこちらを参考にしてください。

「時間」を表す前置詞の使い分けが一発でわかる方法

今回は「時間」を表す前置詞〈at on in〉の使い分けを一発で理解する方法を書いていきます。 まずは3つの簡単な見分け方、そして、3つの前置詞の「コア」のイメージを理解し、理解が深まればと思います。 ...

続きを見る

接触からイメージして、「人に接触する」とイメージできます。そのため、onの後は「人」が入ります。先ほどのagreeと同じで、より「近い」イメージの前置詞 (on やwith) の後には「人」になりやすいですね。

ちなみに、余談ですが、call on / at はvisitとは少しニュアンスが異なります。call は呼ぶ、という意味ですので、玄関先で「ごめんくださ~い」と呼ぶ雰囲気です。なので、玄関先でちょこっと「訪れる」感じです。visitはもっと長く滞在するイメージですね。

consist of / consist in 「~から成る / ~に存在する」

こちらも似ていますね・・両方「~にある」という意味合いですが、微妙に違います。

consist of は 

Water consists of hydrogen and oxygen. (水は水素と酸素から成っている)

ofは先ほどもありましたが、「~の一部から切り取ったもの」というコアイメージがありましたよね。legs of the tableのように、テーブルの一部としての脚、です。

なので、consist ofは、「一部」というイメージが強いです。水は水素と酸素の一部ですよね。My family consisted of my mother, my father, and me.私の家族は母、父、私で成り立っています。という時も、家族のメンバーは「家族」全体の一部ですよね。the body consists of cells 身体は細胞でできている、と言う場合も、細胞は身体の一部です。先ほどの「テーブルの脚」と似ていますね。

では、consist in は

Happiness consists in contentment. (幸福は満足にあり。)

in は「空間の中に」というイメージです。よって、広い意味があります。call on のところで紹介したリンクをご参照ください。

例文を見ると、content 満足という広いものの中に、幸せがある(存在している)、というイメージです。consist of が「構成」「何でできているか」に対し、inは広い空間の中にある→「成り立ち」「どこにあるか、存在しているか」と言うニュアンスの違いがあります。

deal in / deal with 「~を商う / ~を扱う」

deal in は商う、という意味です。 with になると、扱うという意味になります。

deal in は商うという意味ですので

He deals in clothes.  彼は服を売っている

と言うように使います。もう一度「in」を思い出しましょう。「広い空間の中」でしたよね。例文のdeal inは、「衣料品業界という広い空間の中でdeal(取引)している」というイメージです。

withは先ほどもありましたが、「つながり」です。

He deals with pollution problems. 彼は公害問題を扱っている。

彼は公害問題との「つながり」があるとイメージします。公害問題とくっついて(向き合って)戦っているイメージができますね。

result in / from (~という結果になる / ~に起因する)

The eruption resulted in the deaths of 100 people. 噴火で100人が亡くなった(100人の死亡という結果になった。)

またin が出てきました。しつこいですが、inは「空間の中」噴火と言う出来事があって、結果、100人死亡という状況の「中」にいる。というイメージです。

result fromは・・

His illness resulted from smoking too much. 彼の病気はタバコの吸い過ぎに起因している。

fromは「起点」でしたね。die fromのところを参照してください。

よって、「タバコの吸い過ぎ」という原因があって、そこから起因して「病気」という結果になったとイメージできますね。

succeed in / to 「~に成功する / ~を継ぐ」

またまた in ですね。また「~の空間の中」というイメージでいきましょう。

succeed in は 「~に成功する」 

He succeeded in business. 彼はビジネスで成功した。「ビジネス」という世界の「中で」成功した。というイメージです。先ほどのdeal in と似ていますね。

succeed to は 「~を継ぐ」

He succeeded to his family business/

toは不定詞だと「未来志向」前置詞のtoは A→Bのような「方向」の意味があります。そもそも、「継ぐ」という意味がなんで?という感じですが、語源を見るとわかります。

suc 下に+ ceed 進む という語源があります。下を進む→継ぐという風にできた言葉です。

それに「to」の「方向」が付きますので、誰かの後に向かって「to」進む。から、「継ぐ」という意味になります。

語源については

☆受身で良く出るパターン☆

受け身についてはこちらの記事で詳しく書いています。

受身の前置詞:by以外の前置詞を使う受身。known to/ as / for /の使い分け とsurprise atなどの受身

受身は割とわかりやすい分野です。 能動態:Everyone loves this music. (みんながこの音楽を愛している)→ 受動態 This music is loved by everyon ...

続きを見る

be known to / by / for / as 

  • be known for~(~で有名だ)=be famous for
  • be known as~(~として知られている)
  • be known to~(~に知られている)

詳しくは↑の記事をご覧ください。

特に難しいのがknown to と known for ですね。とto はA→Bに「到達」している。 for は A→  B 「向いている」、と言う違いがあります。

known to は「到達」しているので「知られている」 known for は「向いているだけ」なので「有名」というイメージで覚えましょう。

be made of / from / into

  • be made from~(原料)~から作られる
  • be made of~(材料)~から作られる
  • be made into~(~に作り変えられる)

こちらも↑の記事をご覧ください。

of は何度も出てきましたが、「~の一部」です。

This table is made of wood. このテーブルは木でできている。

これは、テーブルが木製で、目で見て、「木でできている」とわかる場合です。「テーブル」が「木」の一部である、というイメージですね。

fromは「起点」です。die from を参照にしていただきたいのですが、「起点」ですので、到達まで距離があります。

Wine is made from grapes.ワインはブドウからできている。

ブドウが「起点」で、ワインになるイメージですね。ブドウからワインになるまでには、いろんな加工があります。fromは「距離」があるので、いろんな加工がされているイメージです。

木製のテーブルだって加工されているよ!と言われそうですが、あくまでイメージです。目で見て、木製とわかれば、「木の一部」とイメージできるので、of、ということです。ワインを見て、一発で「ブドウの一部だ」とわかる人はいないと思います。

be possessed of / by 「~を所有する / ~に取りつかれる」

これも前置詞で全然意味が違いますね。 ただ、possessが「所有」の意味だと分かればイメージができると思います。

be possessed of =所有する He is possessed of intelligence.  彼は知性を有している

of は「~の一部」ですので、「所有」とマッチしますね。例文だと、「知性」は「彼」の一部になっています。

be possessed by = ~に取りつかれる He is possessed by the devil. 彼は」悪魔に取りつかれている

Byは「○○のそば」という意味がコアですが、受身の表現で「~によって」という行為者を明らかにしたい時に使われます。

なので、例文だと、デビル(悪魔)という行為者によって、所有されている→取りつかれている という意味になります。

be concerned with / be concerned about 「~に関係がある / ~が心配だ」

concern は「関係がある」「心配している」両方の意味があります。前置詞の使い方で意味が変わるので、覚えましょう。

concern with は「~に関係がある」という意味です。

「with」は「つながり」でしたね。「つながり」に近いのは 「関係がある」とイメージがつながりますね。

concern about は「心配している」

先ほどのanxiousでもありましたが、about は対象の周りをモヤモヤ囲んでいるイメージ。それから「~について」という意味に広がります。

何かについて、モヤモヤ悩んだり、心配しているイメージ。悩んでいる原因の周りに、雲がモヤモヤあるのをイメージしましょう。よって、意味は「心配している」ということになります。

arrive in / arrive at 「~に到着する」

「~に到着する」という意味の熟語って、arrive atで覚えている人がほとんどだと思います。

しかし、○○に到着する、の○○に大陸、国、都市、村、町などが来る場合はin が入ります。I arrived in London. のような感じです。in は広い「空間」ですので、大陸や国、都市のような広いところに到着する場合は「in」の方がいいですよね。

「at」は「点」なので、地図を見て、このポイントに到着しました、というイメージ。駅に着きました。などはI arrived at the station. となります。

もちろん、「春に」などの場合はarrive in April となります。

 

look nice in  / look nice on 「~を着てかっこよく見える」

①You look nice in that red dress.  あなたは赤いドレスを着て素敵に見えます。

②That suits looks nice on you. あなたはそのスーツが似合います。

「in」は「空間の中」でしたね。何かにスッポリ入っているイメージです。ですので、①はYou(あなたは)red dress(赤いドレス)の中にスッポリ入って、素敵に見えます。というイメージです。

「on」は「接触」です。主語がスーツなので、①のようにinにすると、スーツがあなたの中にスッポリ入っている??という不思議な状態に。スーツはあなたに「くっついて(接触して)」素敵に見えています。というイメージです。

 

いかがだったでしょうか?かなりややこしいものばかりですが、前置詞のイメージを掴むと少しは覚えやすくなるのではないでしょうか。

今後も見つけ次第追加していきます。

  • この記事を書いた人
ほんだくん

ほんだくん

保有資格: TOEIC920点、英検1級 暗記に頼る文法ではなく、論理的に理解できる英文法を書いています。 長文読解が楽になるための文法、たんなるテクニックではなく、自信を持ってTOEICの文法セクションが解けるための文法知識を提供できれば幸いです。 その他、TOEIC900点越え、英検1級まで取得したノウハウを書いていきます。

Copyright© ひとり英語研究所 , 2020 All Rights Reserved.