TOEIC900点を超えるためのリスニングの極意 ③シャドーイング・リピーティング

今回は具体的なトレーニング法を紹介します。

「シャドーイング」というトレーニング法ですが、この方法が最も効果があったと思います。筋トレも正しい方法でトレーニングした方が早く筋肉がつくように、リスニングもトレーニングの方法が重要になります。

シャドーイングのやり方

シャドーイングとは、英語が聞こえたら、影(シャドー)のようにすぐ後ろを追いかけて発音する方法です。一度英語を全て聞いてから繰り返すのではなく、英語のすぐ後ろを追いかけるイメージです。

 

この動画の7分21秒ごろを見てください、黒ぶち眼鏡の人が実際にシャドーイングをしています。

見てわかると思いますが、これ、実はかなり難しいです。無理せず、ゆっくりめの英語から始めるか、初心者の方は、下に書いてある「リピーティング」や「ディクテーション」から始めてもいいかと思います。

 シャドーイングの効果

とはいえ、やり方をマスターしてしまえばこのシャドーイングの効果は凄いです。

例えば・・・

発音がよくなる

英語のリズムが身に付く

前に書いた、リンキングになれることができる

スピードに慣れる

などなど、盛りだくさんです。

 

私は、旺文社の「英検1級文で覚える単熟語」という本をシャドーイングしてましたが、これで英検のリスニングの点数がかなり上がりました。

 

毎日少しでもいいので、継続して続ければ力になること間違いなしです。最初は、こんなのできないよ~って思うかもしれませんが、やっているうちに、できるようになります!

 youtubeで、「shadowing practice」とかで検索すると、↓のような動画もあるので、使ってみてはいかがでしょうか。

シャドーイング初心者の方は・・・

先に書きましたように、シャドーイングはもともと通訳の人がトレーニングする方法なので、難易度は高く、初心者の人には難しいと思います。

まずは、リピーティングとディクテーションから始めてはいかがでしょうか。

 

リピーティングとは、文字通りリピートすることです

英語を一文(またはもっと短く)聞いて、一回止めます。そして聞いたことを言ってみる方法です。最初は長さを短くして始めるのが良いと思います。

 

そして、ディクテーションとは、リピーティング同様、英語を聞いて、止めます。その後は、聞いた英語をノートに書く方法です。

これは面倒かもしれませんが、どこが聞き取れなかったがが一目瞭然なので、良い方法だと思います。

 

今回はお勉強って感じが強いですが、できるようになると楽しいのでやってみてくださいね。

今回は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございます。

 




  • この記事を書いた人

ほんだくん

保有資格: TOEIC920点、英検1級 暗記に頼る文法ではなく、論理的に理解できる英文法を書いています。 長文読解が楽になるための文法、たんなるテクニックではなく、自信を持ってTOEICの文法セクションが解けるための文法知識を提供できれば幸いです。 その他、TOEIC900点越え、英検1級まで取得したノウハウを書いていきます。

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