【完全版】英検1級TOEIC900点のためのリスニング対策。実践的トレーニング法と、私が使った教材

リスニング・・英語学習で苦手にする人は多いですよね。

私も準ジャパニーズ・・そして、昔ながらの英語教育を受けてきたので、高校時代、大学・・リスニングは本当に苦手でした。

あいさつ英語も聞き取れない・・

今だから笑える話。。今でも恥ずかしいです。忘れもしない・・オーストラリアに行ったときです。

私: Hello~

オーストラリア人 :「ハーイ、アベッ」

パードゥン??「アベッ??」一瞬、頭が真っ白に・・「何を言っているんだ・・この人は・・」会話の最初の一言が聞き取れない・・というのは、結構こたえます。

「アベッ・・」なんて言ったと思いますか?ゆっくり言ってもらったら「I am Ben.」(私はBenです。)・・・厳密に言うと、名前はもっと長かったと思うのですが、本当の話です・・今思い出しても恥ずかしいです。学校英語のリスニングは全く違う英語だと確信しました。絶対、あんなにハッキリしゃべらない!!そもそも・・my name is・・なんて滅多に言わない!

大学卒業時にトーフルを受けたときも・・「典型的な日本人のスコアですね」と言われました。文法や読解はできているけど、リスニングの点数が出ない・・という意味です。

留学した時も・・授業が何を言っているか、ほとんど聞き取れない。これはツライ・・なんで周りが笑っているか、わからない・・そんな状態だったんです。テキストとにらめっこで単位は取れたんですが・・留学してたくさん聞けばリスニングは伸びるのか・・?確かに聞けば聞くほどリスニングは伸びます。

しかし・・帰国後にTOEICを受けても、やはりリスニングの点数がイマイチ

なぜ・・なぜ・・リスニングは私にとって、本当に鬼門。学生に「リスニングが苦手です」と言われると、とても気持ちがわかります。

リスニングを伸ばすには方法があった

そんな状態で、リスニングを伸ばすには・・と考える日々。とにかく、わかったのは「たくさん聞けばいいというわけじゃぁない。」

どこかで見たのは「リスニングは筋トレのようなもの」量がモノを言います。確かにこれは正しいと思いました。通勤途中もポッドキャストの英語を毎日聞きました。これもある程度効果が見込めました。けど、たまにボ~~っとしちゃうんですよね。

リスニングは筋トレ・・それなら、トレーニング法が大事になると思いました。やみくもにダラダラ腕立て伏せをするより、ジムで短時間にトレーニングしたほうが、筋肉付きそうですよね!?

そこで私が取り入れた方法が・・シャドーイング。これで英検1級のリスニングに光が見えました。これだ!!と思ったんです。シャドーイングは英語の音声に少し遅れてついていく方法です。以下の記事で動画付きで解説しています。

TOEIC900点を超えるためのリスニングの極意 ③シャドーイング・リピーティング

今回は具体的なトレーニング法を紹介します。 「シャドーイング」というトレーニング法ですが、この方法が最も効果があったと思います。筋トレも正しい方法でトレーニングした方が早く筋肉がつくように、リスニング ...

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これで、かなり英文が聞こえるようになりました。

リスニングと読解はかなり連動する!!!

シャドーイングをして英語が聞こえるようになってきた。けど・・結局何言っているかわからない!!!!かなりの確率でこの問題にぶち当たりますよね。

誰もが通る道です。理由は簡単ですよね。

頭から英語を理解できていない。

頭から英語を理解できない問題

頭から英語を理解できない・・子供なら感覚的に英語を理解できるかもしれません・・しかし。大学生以降はそうもいかない・・

どうしても返り読みをしてしまう・・つまり、英語を後ろから訳してしまい、頭からスラスラ意味が取れない・・そういう方は・・「文法」が理解できていない可能性がとても高いです。文法ができると、ある程度、先の形を予測できるようになります。

頭から英文を聞いて、英語の塊の区切りが見れないのです。These immigrants accused of discriminating against white people are actually helping America's economy.という英文だったら、These immigrants accused of discriminating against white peopleここまでを一塊で理解する必要があります。そのためには、accusedが修飾語だな、と瞬時に判断できる必要があるのです。この塊がわかると、「次は動詞が来るな」と予測できるようになります。これがとても大事です。次は動詞がくる・・というのも、文法をしっかり学べばわかります。

子供は簡単にやりますが、大人は理解力勝負です

しっかりした文法力があれば、頭から理解できます。私が唯一おススメしている文法教材は分かる! 解ける! 英文法! だけです。

この辺りは、英語の一文を読む方法と似ているので、こちらの記事を参考にしてください。

英検やTOEIC、受験の長文・・まず1文を正確に読むコツと4つ具体的な学習方法【精読】

今回の記事は、英語の長文を読む第一歩。どうやって一文を正確に読むか?という記事です。 こんな方のための記事です 英文を誤読してしまう 受験勉強で英訳問題で間違える 正確に1文1文を読めるようになりたい ...

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もし、なが~い英文のリスニングで、途中がわからなくなる方は、論理展開を意識してみてください。

英検1級の長文、難関大受験の長文、留学の英語力に必須のパラグラフリーディング

今回は長文読解の読み方をシェアします。難関大学を狙ったり、英検で1級を取りたいという方はたくさんいると思いますが、楽な、くだらないテクニックに走った人から潰れていきます。大事なのは正統派の学習です。 ...

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頭から英語を理解できるようになったら、その力をリスニングで倍増させる必要が出てきます。

その方法をこれからご紹介します。

TOEICと英検で使える、文法知識の効果を倍増させる魔法の教材

英語だけでないですが、「これだけやったから成功しました!」って、滅多にないですよね。いろいろ試したうえで、できるようになりますよね。

無駄なことをやりながら、その無駄があったから、正しい方法に出会えたり・・ということもあります。それと、これとこれを一緒にやったから伸びた・・など。いちがいに言えなかったりします。

やはり、リスニングは「量」です。その土台の上に、シャドウイングなどのテクニック的なトレーニングが役に立ちます。

「量」を聞くには、マラソンのように、ペースメーカー、目標地点が必要です。

このベストの教材は、「1000時間ヒアリングマラソン」 です。

英語の内容も映画、音楽、時事ネタ、インタビューと幅広く、飽きにくい。そしてプロの人が伴走してくれるので、リスニングの一番のネック「継続」をカバーしてくれる珍しい教材です。

英語のプロがみんな、絶賛する教材。ヒアリングマラソンは「ホンモノ」です。本気の人だけ、ご体験ください。

 

補足 ノートテイキング (メモ)の方法

最後ですが、英検では特に、リスニングが長い。私は決まって・・・途中で頭真っ白になるんです(笑) お腹空いたな~~とか、考えちゃうんですよ~~

私のような方は、メモを取りましょう。真面目に書いてはダメです!自分がわかればいい!というメモを取りましょう。

例えば・・

記号を使う

Upだったら、「↑」 goは「→」Manだったら「👤」みたいな感じです。 bad は「×」でいいですよね。 

略語

略して書くのも効果的ですよ。

peopleは「 ppl」 tomorrowは「 tmrw」 Australiaは「 Aus」 Japanは「 JP」のような感じです。

地味ですが、意外に役に立ちますよ!

今回も、最後まで読んでいただきありがとうございます。英検やTOEICの合格を通して、読んでいただいた方の人生が輝きますように!




  • この記事を書いた人

ほんだくん

保有資格: TOEIC920点、英検1級 暗記に頼る文法ではなく、論理的に理解できる英文法を書いています。 長文読解が楽になるための文法、たんなるテクニックではなく、自信を持ってTOEICの文法セクションが解けるための文法知識を提供できれば幸いです。 その他、TOEIC900点越え、英検1級まで取得したノウハウを書いていきます。

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