英語を学習していると、必ずこう考える人がいます。
「具体的に何をどのくらいやればいいですか?」「単語はどれだけ覚えれば良いですか?」
残念ながらテクニック的なことを追求すると、英語の伸びは止まります。このような考え方をする人は、「受験」「検定」という狭い世界でしか英語を見ていません。
もしかしたら、高校入試レベルの試験は突破できるかもしれませんが、そのマインドではそれ以降で失敗する可能性が高まります
もくじ
英語が得意な人のマインドセット
英語ができる人は、子供も、大人も、「受験」や「検定」の先を見ています。英語を使っている将来の姿を想像して英語を学んでいます。
そういう人たちは、テクニックではなく、ハリーポッターを原書で読んでいたり、海外ドラマや映画を英語字幕で見ていたり、洋楽の歌詞を覚えていたり、英字新聞を読んだり、広い英語を楽しんでいます。
絶対入試に出ないことを教えても、「こんなの受験にでるのですか?」ということは決してありません。
自分から範囲を狭めないことが大切になります。
英語は広い
私も、英語は第2言語ですので、知らないことばかりです。
たとえば、外国で医学の専門家の会議に参加したら、ぽかーんとするのは間違いありません。まだまだ知らないことばかりです。話が変わりますが、自分はもうマスターした、という傲慢さも英語の学びを止めます。
自動車業界の人が自動車関連の英語を学ぶのは普通の事だと思いますが、学生にとっては英語は果てしなく広いものです。
それを自ら狭めるのはとてももったいないです。
テクニック(受験英語)から脱出が必要
こちらの記事でも書いてますが、中学3年間で勉強する英語の量は、英語の小説の20ページ分です。
[st-card id=2554 label=”” name=”” bgcolor=”” color=”” readmore=”on”]とても狭い英語です。世界的に見ても、とても少ないです。
中学時代というのは、とても英語が伸びる時期だと思います。
頭もまだ柔らかく、たくさん吸収できる時期に、狭い英語だけを学習するのは、長期的に見た時にとても不利になります。
さすがに英検の直前や、受験前はどんな形式の問題が出るか、点をとるテクニックなどは教えますが、その土台には広い英語を学んできた土台があって、初めて活きてくる話です。
塾では大学生が読むようなテキストを使っている中2、中3がたくさんいます。
もちろん、難しい文法や理屈抜きに、自然に、楽に読めるように指導しています。そんなのウソでしょ?と思うかもしれません。是非、一度体験していただきたいと思います。