「本当に使える英語」を身につけて、福島の子供たちの将来の可能性を広げたい

これが私が英語教室を始めた理由です。

勉強が苦手だった学生時代

私は、福島の公立小中学校で普通の教育を受け、中学時代は部活ばかりやっていました。勉強はほとんどやっていなかったため、なんと高校受験は失敗・・・

高校時代も理数系の科目は壊滅状態。恥ずかしくて詳細を書くことができないくらい、かなり落ちぶれた高校生でした。昔から好きなことしかしない性格ですので、ほとんどやる気がでませんでした。今はなぜか量子力学や科学の話が大好きなので不思議なものです。

高1の志望校調査で、北海道が好きなので「北海道大学」と書いたら、先生に鼻で笑われたのを今でも覚えています・・・

こんな私でも、唯一好きだったのが「英語」

私が英語に興味を持ったのは小6くらいでした。近くで私塾を営んでいた初老の英語の先生に出会い、人生が変わったと思います。その先生はウザワシステムに近い教授法で、たくさんの英語を与えてくださいました。

英語が話せた・・・

通っていた高校が、たまたまその年の某企業の海外研修の指定校になっておりました。希望者が0だったために、英語の先生の「お前が行ってこい」という一言で夏休みに始めて海外(アメリカ・カナダ)に行きました。

ちなみに、ほかの学校は希望者多数で、面接までしたそうです・・・受験に「失敗」と書きましたが、海外にも行けましたし、一生の友達にも出会えましたし、どんな環境でも自分を律して自学する習慣がつきましたので、今思うと「大成功」です。高校は行ったところが「良い高校」です。

初めてホームステイをした時の感想は、「意外に英語が話せる」

福島の片田舎で育ち、普通の公立小中学校を卒業し、英会話学校など一回も行ったことがなく、高校入試を失敗するくらいの学力、しかも外国人と一度も話したことのない高校生だった私ですが、「英語が話せた」。不思議と口から英語が出てきました。

この理由は、塾のおばあちゃん先生が私にインプットしてくれた大量の英語が頭に蓄積していたからだと思います。ウザワシステムを採用したのは、自分の経験からも最適な英語学習法だと確信しているためです。

英語ができて人生が変わった

英語ができると人生が変わります。小中と勉強が苦手だった私でしたが、「英語ができる」という自信がほかの科目もできるという自信につながり、なぜか英語以外の教科の成績もあがりはじめました

大学受験、留学、就職・・・私のような特別勉強ができない人間でも、英語が世界を広げてくれたと思います。

以前は会社員もしておりましたが、私はずっと、「英語は自分のために学んでいるんだ」という意識でした。教える仕事をするなんて考えもせず、むしろ、英語はビジネスや自分の世界を広げるためにやってきたのであって、人に教えるためにやってきたのではない!と思っていたのです。

しかし、30代を過ぎ、そしてあの2011年の震災を期に、「英語教育で貢献したい」という心境の変化がありました。「他人のため」という意識が芽生え、それまで、自分のためにやってきた英語でしたが、他人のために使い、貢献したいと思うようになり、故郷の福島に帰ってきました。

私の人生を変えてくれた「英語」という道具を、これからは福島の子供たちに与え、私のように、人生が変わるキッカケになっていただければ、それ以上に幸せなことはありません。