【英検1級合格のテンプレート】英作文問題(エッセイライティング)の勉強法と5つのステップまとめ

今回は、今まで書いてきた英検1級の作文(エッセイライティング)の勉強法、対策、何をすればいいのか?という点をまとめていきます。

英検1級を目指して努力されていて、英作文に行き詰っている方に・・・少しでもお役に立てれば幸いです。

まず、こちらが英作文の全体的な計画です。まずは本質的な文法を身につける。これが最初です。文法を知らないとしっかりした英文が書けません。そのあとにパラグラフ構成を理解し、あとは数をこなすだけです。

まず、英作文の配点ですが、細かくは下の記事すべてに記載されています。

まず知るべきことは、英作文は、自転車のように2つの車輪が必要ということです。

どういうことですか?というと、「英語を正しく書く」と「論理的な構成で書ける」の2つが重要ということです。特に日本人は英文を正しい構成で書く訓練を受けていない方がほとんどだと思います。構成には特に意識して学習て頂きたいと思います。

最初から同時進行で使える表現をストックしていきます。どのトピックでもつける表現、特定分野で使える表現を両方ストックしていきます。

それでは具体的にまとめていきます。

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英文法を理解し、一文をしっかり書けるようになる

まず、計画表の〇で囲った部分。「英文法の本質を学ぶ」そして、「文法的に正しい英文を書く」という段階です。基本ですが、土台になるところですので、軽視しないでいただきたいと思います。

高校生以上の大人の英語学習において、私は基本的に英文法を非常に重要視しています。英語は「語順」が決まっている言語です。本当に英文法を知っている人は、パズルをはめていくように、英文を作っていきます。そのレベルを目指してください。

 

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英検1級の英作文で使える難しい表現をマスターする

一文はかなり正確に英文を書けるようになりました。そのあとに来る悩みは・・模範解答みたいなかっこいい表現って、どうやって書くの??かなり地味な方法ですが、次に使える表現の書き方です。

計画表の「英文・表現・語彙ストック」です。

英検1級の英作文の難しい表現、単語・・どうやって覚えるか? 英検1級合格に使った恥ずかしいノートを公開します

前回の記事で、英語の一文を正しく書けるようになってきたと思います。 そうすると、新しい悩みが出てきますよね。 英検1級の英作文を学習を始めて・・・ 模範解答を見ますよね。えっ、こんな難しい英語書けない ...

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一文と一文の関係・・論理的なエッセイを書く方法を学ぶ

一文を書くレベルはステップ1と2でした。次は、文と文との関係、パラグラフとパラグラフの関係を学びます。計画表では「パラグラフ構成の理解」のところです。

まず、論理的な文章とは?一文と一文の関係は・・という記事はこちら

英検1級の英作文で、説得力のある、論理的な文章を書く方法・・どうやって書く内容を考えるか??

前回の記事では英作文問題を書く前の文法力、1文の作文力、語彙、フレーズのストック方法について書きました。 今回はちょっと番外編ですが、パラグラフ構成を意識して書く前に、しっかり論理的な作文ができるよう ...

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段落と段落の関係・・エッセイの構成を学ぶ

センテンス間の関係を考えるようになったら、最後はパラグラフ(段落)とパラグラフの関係性を考えて文章を書く方法を学びます。イントロダクションやまとめの段落のテンプレートも紹介しています。

エッセイの構成についての記事はこちら

【保存版】英検1級に英作文と2次試験のスピーチで使える「エッセイの構成」と魔法の丸暗記テンプレート

英検1級の英作文(エッセイライティング)の勉強法の続きです。英作文はかなり困った経験があるので、英検1級を目指す皆様にお役に立てるよう、情報をシェアさせていただきます。 まずいつもの計画表です。 今回 ...

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参考までに、パラグラフ構成についてもっと詳しくは・・

英検1級の長文、難関大受験の長文、留学の英語力に必須のパラグラフリーディング

今回は長文読解の読み方をシェアします。難関大学を狙ったり、英検で1級を取りたいという方はたくさんいると思いますが、楽な、くだらないテクニックに走った人から潰れていきます。大事なのは正統派の学習です。 ...

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演習を繰り返す

ステップ4までをクリアしたら、あとは書くのみ!

英検1級を目指している方にとって、少しでもライティング問題の学習の指標になりますように。

英検1級合格のテンプレートシリーズ

長文対策まとめはこちら

【英検1級合格のテンプレート】長文読解編 これだけやれば完璧!長文読解対策勉強法まとめ

今回は、英検1級の合格のために、「長文読解」で必要なことをまとめます。今回紹介するステップを経て学習すれば、かなりの確率で長文読解が得意になると思います。 まず、こちらが読解の計画表です。 ライティン ...

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頑張って根性で乗り切ろうとしない!英検1級単語の学習法

英検1級を目指している人は、「単語」の難しさに悩まされると思います。英検ホームページによると、英検1級に必要な単語数は10,000~15,000単語だそうです。 ちょっと1万単語なんて・・、無理・・と ...

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英検に「文法は不要」と思っていませんか?

英文を書くのがどうしても苦手、という方は、英文法を知らない可能性が高いです。文法と言っても、穴埋め問題を解けるだけでは意味がありません。

大事なのは、考えながら文法を使えるようになる、ということです。

そのためには、それぞれの文法が、どのように使われるのか、どういう働きをするのか?という本質的な理解が必要です。プラモデルを設計図なしで作るのは不安ですよね。文法は設計図のようなものなんです。

文法がわかれば、英語の型がわかります。何となく書いていた文章が、自信を持って書けるようになるのです。1000以上のピースがあるパズルをしていたような英作文が、実は5つくらいの大きなピースしかなかったことに気づきます。

難しそう・・と思うでしょうが、鈴木先生は、学生の頃の英語の偏差値は30。26200人の英語難民を救ってきました。

ゼロからの英語やり直し教室New Beginning ホンモノの英文法学習が、ここにあります。




  • この記事を書いた人

ほんだくん

保有資格: TOEIC920点、英検1級 暗記に頼る文法ではなく、論理的に理解できる英文法を書いています。 長文読解が楽になるための文法、たんなるテクニックではなく、自信を持ってTOEICの文法セクションが解けるための文法知識を提供できれば幸いです。 その他、TOEIC900点越え、英検1級まで取得したノウハウを書いていきます。

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