人は、自分のセルフイメージ通りの人間になるといわれています。

セルフイメージが高ければ、その通りの人生を歩むそうです。

例えば、「勉強ができるようになりたい」と思ったとします。けど、潜在意識のレベルで、(心のどこかで)「やっぱり自分には無理だよな~」と思っていると、その通りの成績になってしまうという事です。

潜在意識とかかくと、怪しい塾だと思われるかもしれません。私の仕事は、「生徒の英語力を高めること」そこからブレることはありません。

自己啓発の専門家でもないので、英語学習以外の事は触れず、100%英語学習に集中したいと思っています。ですが、英語力を高めようと思うと、どうしても思考法やマインドセットが重要だと思わずにはいられません・・むしろ、受験や英語学習において、メンタルが9割ではないか・・とさえ思います。

あなたの思考を縛るもの

勉強に話を戻すと、今日から英語学習頑張るぞ!と思って学習を始めて、勉強しても、勉強しても結果が出ないことがあります。いろいろ原因はあると思いますが、「考え方」が原因の一つの可能性もあります。

その「考え方」というのは、「自分はどうせ勉強ができない」という思い込みです。

スタート時点でこの思い込みがあると、いくら勉強しても伸びようがない、と私は思っています。

セルフイメージを下げる原因

あなたのセルフイメージを下げているのは、「過去の記憶」です。

先生や親、友達などから、「お前は勉強ができないな~」と言われた記憶がある。過去に、テストでヒドイ点数を取った記憶がある。そのような記憶が今のあなたを作っています。

私の経験で言うと、小学生のとき、相撲好きの教師が算数の成績で番付表を作り、○○君は横綱、などのようにランキングを作っていました。私は、十両、幕下など、下手すれば土俵にも立てないのでは?という番付でしたので、ひどく傷ついた記憶があります。自分は力士にもなれない、素直な私は、高校卒業まで、理数系はやっても無理、というセルフイメージで生活してきました。結果はセルフイメージ通り、高校時代は、のび太君的な点数をたたき出すことになります。

そんな私でも、英語を小5くらいで始めたときは、英語はいままで学校で一度もやっていないので、ゼロからのスタートでした。

幸い、英語の塾の先生は、私の自己肯定感を高めてくれたので、一度も私は英語に向いていない、とか、英語が苦手、と考えたこともありませんでした。しかも、「英語が得意な人は、数学が苦手なのよ」という今思うと根拠が全くない発言をされていたので、私はその発言を単純に信じ込み、「英語なら、自分にもできるかも」と思った記憶があります。むしろ、算数がこれだけ苦手なのだから、英語はめちゃめちゃ得意になるかもしれない・・と思っていました。我ながら、単純な子供でした。

過去を捨てる

中学生ともなると、過去の記憶がこびりついています。

自分の学力は、このくらいだろう。という思い込みも強いことと思います。まずは、そのマインドブロックを外さなければなりません。

そのためには、一度過去を捨てることです。過去は幻想で、ただの記憶です。大事なのは今なので、「今」が変われば未来も変わるのではないでしょうか。

できなかった過去は、過ぎたことです。英語は「科目」になっていますが、他の科目とは全く違います。ある意味、「技能」だからです。

人間には言語を使いこなす遺伝子が組み込まれていますし、文法なども覚える能力がもともと備わっているのは脳科学の発展でわかってきました。

今まで勉強が苦手だった、、と考える方も、一度その記憶を捨て去り、英語なら言語だから誰にでもできる、と思ってスタートしてほしいと思います。

偏差値などを気にしない

学校では、定期テスト、偏差値などで、あなたのセルフイメージを下げよう、下げようとしてきます。

一度の結果で、落ち込む必要はありません。そもそも、言語能力を100点満点の試験や偏差値で測定することはムリです。それに、英語は、伸びない時期が続いて、急に伸びるパターンがほとんどです。そのあたりは↓の記事で書いています。

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高校受験に失敗したり、理数科目で落ちぶれたりした私でも英語はなんとかなりましたので、あなたにも絶対できます。