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30分しか集中力がもたない中学生でも、3時間、4時間勉強できるようになる心理学に基づいた方法

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こんにちは。福島市の学習塾、ウザワシステム本田塾です。

日本人は努力や根性が割と好きですので、長時間何かをやることを美徳とする傾向があります。

例えば、あの人は残業を何時間もやって、えらい!のような感覚です。私も会社員だった頃、たくさん仕事している人はエライ、という風潮を肌で感じておりました。勉強でも同じですよね。5時間も勉強したよ!徹夜でテスト勉強しました!…長い時間勉強してスゴイ!という雰囲気、ありますよね~

けど、その5時間の勉強、1時間の勉強と内容が変わらない…という可能性があります

今回は、勉強する時間よりも「質」が大事、効率よく勉強する方法をシェアさせていただきます!

ダラダラ勉強してしまう理由:パーキンソンの法則

効率的に勉強する方法、を紹介する前に、一体何故ダラダラ勉強してしまうんだろう…という理由から考えてみます。

「パーキンソンの法則」という法則があります。イギリスの歴史学者・政治学者であるシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱しました。

どんな法則ですか?というと・・

1:「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」2:「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」

というものです。例えば、1の場合、会議が「2時間」と決まっていると、どんな内容でも2時間全て使ってしまう、という法則です。たとえ、30分で終わる会議であっても2時間使ってしまうのが人間なんですね。30分で決まる内容でも、2時間で決まるようなスピードで無意識に進めてしまうんです。中学生と話していても、「1時間の学校の会議でずっと文化祭で着る服の色を話し合っていました。疲れました。」というのを聞きますが、まさにパーキンソンの法則です。

これは勉強でも当てはまると思います。よし!今日は2時間勉強しよう!と決めると、30分でできる内容でもダラダラ2時間使ってしまうのは、パーキンソンの法則からも明らかです。○○時間やりましょう!という考えは捨てた方が良さそうです。

このワークを来週の金曜日までに提出してくださ~い」という先生の指示にも注意が必要です。今月曜だったら、「金曜まで4日くらい使える」と脳は判断しています。これもパーキンソンの法則ですね。たいていダラダラ終わらせようとしてしまいます。

中学生は「時間」を大切にしよう

中学生は特に、常に「時間」を大切にするのが重要です。ただでさえ、異常な忙しさです。部活で一日のほとんどを費やし、土日も部活がある‥というブラック企業状態です。金曜に提出しなければならないワークがあったら、「短時間で終わらせる」と決めて、月曜、火曜のうちに終わらせようと決めた方がいいと思います。

「人間は無意識に時間をダラダラ全て使ってしまう」という法則を知っておくのは重要です。「受験生なんだから一日5時間はやれ!」という根拠のない根性論に惑わされてはいけません。

そもそも、ダラダラ長時間勉強するのは心理学的にも不効率

それでは、ダラダラ勉強の理由が何となくわかったところで、具体的にどうやって効率的に勉強するのか?と考えてみます。

そもそも、「6時間勉強する」というのは、人間の「心理」の面からもムリがあるようです。ピアス大学のMarty Lobdell先生が下の動画で講義をしています。最初の10分くらいです。

Marty教授によると、例えば、学生が「6時間勉強する」と目標にしたとします。18時に勉強を始めて、最初の30分は集中します。それ以降は集中力が切れ、非効率な状態で夜中の12時まで続いていきます。結局、18時から24時までの学習時間で、効率よく集中して勉強できたのは「30分くらい」となってしまいます。

中学生、高校生も思い当たる節はありませんか??やたら長い時間机に向かっていたけど、結局何やっていたんだろう?のような経験、あると思います。

このグラフのようなイメージです。縦軸が効率、横軸が時間だとすると、最初の30分以降は効率が下がりっぱなしです。

長時間勉強は中学生を勉強嫌いにする心理的な要因

Marty教授によると、長時間勉強は子供を勉強嫌いにする原因だと述べています。

これは人間の心理を考えれば当然のこととのこと。「人間は報酬を与えられればやる気をだすが、無視されたり罰せられたりするとやる気をなくす」というものです。もし、5時間、6時間座りっぱなしで勉強していたら、どうなるか…

当然、6時間座りっぱなしというのは気分がいいものではありません。集中している最初の30分以外は、「もう英語なんてやりたくない‥辛い‥もう暗記は嫌だ‥」となってしまうのは当然です。ワクワクするはずの勉強が、苦痛とみじめな体験になってしまいます。長時間勉強に拘束されたような気分になり、罰せられているような気分ですよね

では、どうやって勉強するのがベストなのか…TVの○○がヒントだった・・

では、どうすれば効率よく勉強できるのか?それは「休憩」です。「え?そんなの、当たり前じゃないですか?」誰だって休憩くらいとろうと思いますよ。と思いますよね。

Marty教授によると、休憩の仕方が大事とのこと。そして、休憩時間は5分。つまり、30分勉強したら5分休憩し、また30分勉強しては5分休憩…というのを繰り返すのだそうです。そうすると、先ほどのグラフでいうと、30分でガクッと落ちら効率を、休憩を入れることでもう一度一番高いところに戻せるのだそうです。そうすれば、6時間高い集中を保つことができます。

休憩中は自分の好きなことをやるのが良いとのことです。友達と話したり、音楽を聴いたり、人それぞれありますよね。「30分集中できてエライ」というように、自分を労って休憩を入れるのがコツなのだとか。自己肯定感、にもつながりますが、自分を労うのはとても大事なことです。

ふと、思ったのが、これってTVにCMのタイミングに似てるな~と思いました。20分くらい番組があって、ちょっと集中が落ちたな~というタイミングで短いCMを入れる。また20分くらい集中してCM‥もしかしたら視聴者を飽きさせないためのやり方なのかな?なんて思ったりしてしまいます。

このサイクル、調べると他の専門家の方も同じようなことを仰っています。例えば、朝日デジタルの勉強時間は短い方が好成績?という記事では、もう少し詳しく書かれています。

塾の時間配分

いかがでしょうか。自宅学習での時間の使い方。参考にできる部分が多いと思います。

ちなみに、学習塾でも時間の使い方を意識するのは大事です。2時間ひたすら同じ様な作業をするのか‥色々パターンを変えてやるのか‥学習効率がまるで違います。

ウザワシステム本田塾では、中学生の英語は3時間です。3時間?長っ!!って思われますが、飽きないように工夫をしています。

例えば、メインの物語教材だけで30分(音読、訳、暗記)、それから文法30分、長文30分、英作文30分、ニュース教材30分、英検30分…時間は30分を超えることはもちろんありますが、3時間飽きないように英語だけでも色々なことをします。週1で英語の4技能をほんとに鍛えようと思ったら、3時間でも短いくらいですが・・

おかげさまで集中が切れてボケ~っとなる中学生はほとんどいません。頑張りすぎて、ぽ~っとしちゃう子はいますが、それは良いことかな??と思います。

中学生のうちから時間の使い方がうまくなれば、大人になっても役に立ちますね。

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