こんにちは。福島市の学習塾 ウザワシステム本田塾です。

ご存知の通り、英検3級、準2級から英作文が導入されました。さらに4技能(読む・書く・話す・聞く)が全てバランス良く英語を学びましょう!ということで、スピーキング、ライティングのような、「発信」する英語の重要性が増してきていますね。

日本で英語教育を受けた人だけが多用する表現 and so on (~など)

と、いうわけで、英検対策で英作文の指導をする機会が増えたのですが、中学生、高校生の英作文を見ていると決まって出てくる表現があります。

それは「 and so on… 」日本語でいうと、「~等(など)」という意味です。特に、準2級や2級を受ける中学生、高校生がよく使います。準2級以上になると、「自分の意見をサポートする具体例」を書く必要があります。その具体例を書くときに多用されるのが、この and so on です。

実は、この and so on という表現は、日本で英語教育を受けた人だけが使う表現だそうです。確かに英語の評論文を読んでいて、あまりand so on という表現は見ない気がします。

日本人は、必要がない時でも「~など」とよく言いますよね。何となくフィーリングで使っていると思います。例えば、「私はスポーツが好きです。バスケット、サッカー、野球など。」‥という感じで、この三つくらいしか好きではなくても、何となく「など」って付けてしまいますよね。まさに、フィーリングです。しかし、残念ながら英語にこのようなフィーリングは無いようです。

かわりに使える便利な表現

and so onの文章を見ると、なんか子供っぽい印象を受けてしまいます。それでは、どのように表現するのがいいのでしょうか?

私が中学生、高校生におすすめしているのは 「such…as…, including, 」のような表現です。

such as と includingは英語が大人っぽくなるので、お勧めです

例えば、「私はスポーツが好きです。バスケット、サッカー、野球など。」と言いたいとき、I like sports, such as basketball, soccer and baseball. I like many sports including basketball, soccer and baseball. このような使い方です。

いつも言っているのですが、「英作文は英借文」です。使える表現はたくさんノートにストックして、どんどん使っていきましょう。