ほんだブログ 本田塾の考え方

英語教育では何を「教える」か。

中学校の英語の教科書が、2021年度から変わるそうです。

謎のインド人ディーパなど個性的なキャラが多かった教科書も、もうすぐ終わります。

その現行の教科書で、結構質問されるのが、中1のUnit5の会話。

ディーパ:What's this? Is it chocolate? (これ何?チョコレート?)

コータ:No,it's not. It's a block of curry.(いいえ、これはカレーのブロックです)

ディーパ:Really? We don't use that in my country.(本当? 私たちの国では、そんなの使わないわ)

という会話。

どうやら、最後のthat が「それ」と訳されるのに疑問があるらしい。「それ」なら「it」だという主張です。

itは「それ」ではない

このあたりの説明は、興味のある方はこちらの記事に書きましたのでお読みください。

中1の教科書にも出てくる、one と it の違いを一発で理解する方法。

そもそも、「it」を「それ」と覚えてしまうから、こういう疑問がわくのだと思います。

単語暗記ばかりしているのでしょう・・it それ it それ it それ・・のように暗記しているかもしれません。

日本語と英語の意味がイコールにならない、とは、鵜沢先生がよく仰りますが、本当にそうだと思います。

英語を「教える」ということ

本田塾では、こういう細かい文法の話ばかりするのですか?

と思われるかもしれませんが、英語が好きで興味がある人以外には、ほとんどしません。

こういう理屈よりも、感覚的にitじゃないよな・・という感性が大切だと思うからです。

知識を教えるのは簡単ですが、感性を教えるのは難しいものです。

けど、もともと人間が持っている「英語(言語)の感性」を呼び起こすことが、我々の仕事だと思っています。

それは、「教える」というより、「引き出す」ものです

 

文法「知識」は、YouTubeやブログで無料で学べる時代です。

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