英文法の全体図(最初に読んでください)

文法を理解するにあたり、全体図として何を知るべきか、「森」を見たいと思います。「木」はそのあとに見ていきましょう。上の図の赤枠は高校英語です。大事な文法はほとんど中学でやるのがわかります。高校は仮定法とかの「木や枝」ばかりです。

まずは品詞です。それと5文型。最後に句と節の違い。これだけは最初に理解していただきたいと思います。それぞれの詳細はまた別記事で書いていくので、今回はとりあえず、全体図はこんなもんなんだ、と軽く考えてください。

文法の全体図

上の図を見ていただけるとわかると思うのですが、英文法は「名詞」「動詞」「形容詞」「副詞」が中心になっています。それらの働きを理解すれば、その先の「木」はすべて考えかたは同じなのですぐ理解できます。大事なのは4つがどう働くかです。サッカーでいえば、「選手」です。フォワードはフォワードのディフェンダーはディフェンダーの動きがあります。

いいかえれば、これらの4つの品詞をしっかり理解すれば、英文法は大体わかったようなものかもしれません。

英語は配置(ポジション)が大事(5文型)

上に書いたように、4つの品詞は、サッカーでいう「選手」のようなものです。英語はサッカーや野球のように「ポジション」が決まっていて、決まった場所に決まった選手(品詞)がいなければなりません。

たとえば

I play soccer.  「私はサッカーをします。」

このような英文があります。日本語は「私はサッカーをします」「サッカーをします、わたしは。」などと、いろんな語順でも通じますが、英語は「I play soccer」しかダメなのです。Iは先頭、次に動詞、次に名詞。ポジションが決まっています。

ポイント

この配置のパターンは5つです。5つのパターンだけは先に知っておいたほうがいいと思います。*5文型はSV,SVC,SVO,SVOO,SVOCの5つです。フォーメーションだと思ってください。

文型については次の次の記事で説明します。今回は全体像だけざっと見てください。

句と節

文法用語はなるべく使わないって言ってなのに・・と言われそうですが、これだけは最初に覚えておいていただければと思います。

ポイント

句・・主語・動詞がない

節・・主語動詞がある

これだけでいいので頭の片隅に置いていただければと思います。

最初に読んでいただきたい記事つづき・・

英語はたった4人の選手でプレーされます。(品詞の紹介)

英文法で知っておかなければならないのは、「5文型」と「品詞」です。この二つをマスターすれば、英文法はマスターです。 今回は品詞についての全体像をまとめます。 とっても大事なところになります。 必要なの ...

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最後まで読んでいただいてありがとうございます。

*文法学習の前に・・・英語脳を作る方法はこちらの記事を

英語脳の作り方【毎日たった一つの事をする習慣さえつければ英語脳は作れます】

「英語脳」という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。 苫米地英人さんという脳機能学者・計算言語学者が作った造語とされています。 この「英語脳」ですが、とても掴みどころがない、抽象的な言葉のような ...

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  • この記事を書いた人

ほんだくん

保有資格: TOEIC920点、英検1級 暗記に頼る文法ではなく、論理的に理解できる英文法を書いています。 長文読解が楽になるための文法、たんなるテクニックではなく、自信を持ってTOEICの文法セクションが解けるための文法知識を提供できれば幸いです。 その他、TOEIC900点越え、英検1級まで取得したノウハウを書いていきます。

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