どっちも「アー」じゃないの!?知らないと損するarとerの発音の違い

「日本人はLとRの発音が苦手」

よく聞きますよね。発音をよくするには、もちろんたくさん聞くこと。それと、発音のルールを知ることもとても大事になります。英語圏の子供も「フォニックス」という英語のルールをしっかり学んでいます。今回はその中でも多くの人が悩む R の発音について書いてみます。

RとLの発音の違い

Rの発音は舌を丸めると、それっぽくなります。って教わったと思います。

しかし、いちいち舌を巻いていると疲れるので、私子供たちには「舌をどこにもつけないで、ウーって言って」と教えています。

実際、ネイティブもいちいち舌は巻かないのだとか。

Lは、上の前歯の歯茎に舌先をくっつけて、「ル」といいます。
LとRで意味が変わるのはよく言われます。

flyは「ハエ」、fryは「揚げる」

余談ですが、オーストラリアでは、マクドナルドでポテトを注文するとき、「フライ」って言ってました。もし、Lで発音したら・・「ハエください」どんなオプションなんだ・・って話になります。
 

arとerの違いと発音のコツ

 

さて、本題に戻りますが、Rの発音方法は上に書きましたが、いろいろなRがあるのです。例えば・・arとerはどっちも「アー」って発音しそうなんですが、違う発音なのです。

 

たとえば、

hard とhear
両方「ハード」と読みたくなるんですよね・・・
 
 

① arの発音 hardの場合

arは「口を縦に開け、o「口を大きく開けたア」の音を出したらすぐ舌を丸めrの音をかぶせます」

例 car bar star  far 

arは、子音の直後にarがつくパターンが多いです。

 

② er/ir/ur/worの発音の発音 heardの場合

 sh(シュッ)を発音した時の舌の位置。口の中央で曖昧な位置でr

例 service person bird girl

①と比べて、あまり大きく口は開けません。

 

百聞はワンルックにしかず、ということで下のビリージョエルの「Honesty」を聞いてみましょう。

0:58~を聞いてみてください。

 

「Honesty is hardly ever heard~♪」(「誠実」ってあんまり聞かないね)

 

やっぱり違いますね!hardlyは、口をおっきく開けて歌ってますよね~

heardは口をあまり開けてません。 

 

ちなみに、今回紹介したような発音(フォニックス)はこの本をお勧めします。

この本に書いてある101の方法で、発音はほぼすべてマスターできます。

今回の話は以上になります。最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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  • この記事を書いた人

ほんだくん

保有資格: TOEIC920点、英検1級 暗記に頼る文法ではなく、論理的に理解できる英文法を書いています。 長文読解が楽になるための文法、たんなるテクニックではなく、自信を持ってTOEICの文法セクションが解けるための文法知識を提供できれば幸いです。 その他、TOEIC900点越え、英検1級まで取得したノウハウを書いていきます。

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