TOEIC900点を超えるためのリスニングの極意 ④リスニングができない根本原因とリスニングの予測能力

今回はリスニングとは直接関係のないトレーニングかもしれませんが、リスニングを伸ばす前提として大事なことを書いてみます。

耳のトレーニングをしてもリスニングが伸びないのには、そもそもの理由があります。

発音できない音は聞き取れないは本当??

これってよく聞く事ですが、どうなのでしょう。

発音できない音は聞き取れないってことは、リスニングよりさきに発音の練習をしろということなのでしょうか・・・発音がめちゃくちゃでも、会話を聞き取っている人って、たくさんいると思うのですが、どうでしょう?

しつこいようですが、英語はインプットが先ですリスニングを伸ばすなら、発音より、たくさん聞いて(多聴)じっくり聞く(精聴)の方が重要です。

もちろん発音の練習は大事です!

例えば、「英語耳」のような本を使うのはとても有効だと思います。

ただ、どちらかというと発音できない音は聞き取れない、というより、「聞き取れる音は発音できる」って感じではないでしょうか。

単語・文法がわからないから聞き取れない

これは当たり前のようですが、リスニングができない大きな原因ではないでしょうか??

単語がわからない

break out とかの動詞句を知らない

文法が理解できていない

これらが根本的な問題である可能性もあります。

そもそも分からない単語は聞こえるはずがありませんよね。

 それと、いきなりKnowing the truth...と言われたら、なんでingから始まるんだ~という風に、混乱してしまうこともあるかと思います。文法がわからないから聞き取れないことも多いのではないでしょうか??
 

え、暗記、勉強は嫌だ・・・そんな方には朗報です。文法の7割は耳から習得できます。まずは毎日毎日英語を耳に入れてみてください。

単語は単語集もいいですが、たくさん英語の本を読む中で覚えていくのが良いと思います。単語の覚え方はまた別の機会で書きます。

最後に。構文、質のいい英文をどんどん暗記し、多読しましょう。

やっぱり英語は暗記が大事です。そして、たくさん読んで、聞き、文法を理解する

結局これがリスニング力にも通じます。

 

なんで暗記と多読、文法がリスニングに効くのか?

頭に英語が増えると、英語の先を予測する力がつきます
 

これは英文をたくさん読み、暗記しなければ身に付かない能力と言えます。

英語の構造を理解し、日本語との語順の違いをしっかり身に付けば、次にどんな英語がくるのか予測できるようになります。

 

先を予測しながらリスニングすることはとっても大事なことです!

 

そのためにも、リスニングだでけはなく、多読、文法の理解も同時に進めましょう。

多読、文法の理解は英語のすべての能力に不可欠です。

今回は以上になります。最後まで読んでいただいてありがとうございます。




  • この記事を書いた人

ほんだくん

保有資格: TOEIC920点、英検1級 暗記に頼る文法ではなく、論理的に理解できる英文法を書いています。 長文読解が楽になるための文法、たんなるテクニックではなく、自信を持ってTOEICの文法セクションが解けるための文法知識を提供できれば幸いです。 その他、TOEIC900点越え、英検1級まで取得したノウハウを書いていきます。

© 2024 ひとり英語研究所