名詞編の5回目となります。★名詞の全体図
節→4回目:That節 *節はS(主語)V(動詞)がある 句はSVがありません。
-
英語は配置が大事。知ってるといい5つのパターン(文型)
5文型・・というと、もう嫌だ、となってしまうのはよくわかります。わからない、と思っても、凹まないでいただきたいと思います。とても大事なことなのですが、英語は「言葉」ですので、これを知らなければいけない ...
続きを見る
それでは、今回のwhether, ifは何か?ですが・・
whetherは、「~かどうか、のような2択の節を作る」
★that節が「…ということ」を表しますが、「…かということ」を表すのがwh節とも言えます。
例文で見てみましょう。
Whether 節 主語の場合
Whether he will succeed depends on his efforts. 彼が成功するかどうかは彼の努力にかかっている。
この例文では、he will succeed という文章が主語になっています。前回のようにthatを頭につけてもいいのですが、それだと、「彼が成功することは、努力にかかっている」という意味になってしまいます。thatは事実のみを伝えるときに使います。
一方、「彼が成功するか (orしないか)」という2択の意味をだしたい場合、役に立つのがwhether です!whether をつけることで「彼が成功するかどうか」という選択のニュアンスがでます。That との違いを意識するといいと思います。
Whether/If 節 目的語の場合
I can’t tell whether/if he will approve or disapprove. 私は彼が承認するか不承認するかどうかということを言うことはできない。
目的語の場合も同じです。whetherを入れることで、「承認か 不承認か」という2択のニュアンスが出ると思います。ちなみに、「if」もwhetherと同じように使うことができます。ただ、主語の位置には使えないので注意が必要です。文頭に置くと、「もし~」が思い浮かんでしまうので、当然と言えば当然ですね。
Whether 節 補語の場合
The question is whether he will get well before the entrance examination. 問題は彼がテスト前に元気になるかどうかです。
補語は主語とイコールでした。the question (問題は)is (=) whether...(彼がテスト前に元気になるかどうか) という図式です。この場合も2択(元気になったのか、なってないのか)が出ると思います。
*補語の場合はifは使いません。
今回は以上です。thatと似ているのでthatが理解できば簡単だと思います。違いは「2択感」だけです!
今回も読んでいただいてありがとうございます。