名詞編 その5 whether と if が主語と目的語と補語に置かれる (Wh節)

名詞編の5回目となります。★名詞の全体図

句→1回目:無生物主語、2回目:不定詞 3回目:動名詞  

節→4回目:That節  *節はS(主語)V(動詞)がある 句はSVがありません。

前提:名詞は、主語(S)、目的語(O)、補語(C) の位置に置かれます。何言ってんのかわかりません、この時点でやる気を失いました。という方は
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今回も節になります。節とは、主語・動詞が含まれる「文」でした。それが主語や目的語の位置に置かれることがあります。たとえば・・I know Mike(O). (私はマイクを知っています)という文ではMikeは目的語です。Mike は名詞なので目的語に入ります。中学1年生でも書ける文章だと思います。それでは、「私はマイクが親切だということを知っています」と言いたい場合。I know (that) Mike is kind. というように、「マイクが親切です」という文章も目的語に入ることができました
 
That節というのは、ふつ~にタダ文章を名詞の形にできるだけでした。
 

それでは、今回のwhether, ifは何か?ですが・・

whetherは、「~かどうか、のような2択の節を作る」

that節が「…ということ」を表しますが、「…かということ」を表すのがwh節とも言えます。

 例文で見てみましょう。

Whether 節 主語の場合

Whether he will succeed depends on his efforts. 彼が成功するかどうかは彼の努力にかかっている。

この例文では、he will succeed という文章が主語になっています。前回のようにthatを頭につけてもいいのですが、それだと、「彼が成功することは、努力にかかっている」という意味になってしまいます。thatは事実のみを伝えるときに使います。

一方、「彼が成功するか (orしないか)」という2択の意味をだしたい場合、役に立つのがwhether です!whether をつけることで「彼が成功するかどうか」という選択のニュアンスがでます。That との違いを意識するといいと思います。

Whether/If 節 目的語の場合

I can’t tell whether/if he will approve or disapprove. 私は彼が承認するか不承認するかどうかということを言うことはできない。

目的語の場合も同じです。whetherを入れることで、「承認か 不承認か」という2択のニュアンスが出ると思います。ちなみに、「if」もwhetherと同じように使うことができます。ただ、主語の位置には使えないので注意が必要です。文頭に置くと、「もし~」が思い浮かんでしまうので、当然と言えば当然ですね。

Whether  節 補語の場合

The question is  whether he will get well before the entrance examination. 問題は彼がテスト前に元気になるかどうかです。

補語は主語とイコールでした。the question (問題は)is (=) whether...(彼がテスト前に元気になるかどうか) という図式です。この場合も2択(元気になったのか、なってないのか)が出ると思います。

*補語の場合はifは使いません。

今回は以上です。thatと似ているのでthatが理解できば簡単だと思います。違いは「2択感」だけです!

今回も読んでいただいてありがとうございます。

 




  • この記事を書いた人

ほんだくん

保有資格: TOEIC920点、英検1級 暗記に頼る文法ではなく、論理的に理解できる英文法を書いています。 長文読解が楽になるための文法、たんなるテクニックではなく、自信を持ってTOEICの文法セクションが解けるための文法知識を提供できれば幸いです。 その他、TOEIC900点越え、英検1級まで取得したノウハウを書いていきます。

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