もくじ
はじめに
TEFCASの成功法則とは
②E—–Event(出来事)
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、中学生以上の大人にとって大事なのはTrialとFeedbackこれにつきるでしょう。
では次に少し具体的にTEFCASを英語学習という観点から見てみましょう。
英語学習とTEFCAS
はじめはSから
TEFCASを始める場合、意外にもまずS、つまりSuccess(成功)をイメージするのが最初のようです。
やる前からムリだと思うことはできないのは当然のことですね。まずは、自分はできると確信して成功を鮮明にイメージするといことだそうです。イメージするというと、自分には無理だ、というメンタルブロックが発動しがちですよね。人間の脳は本能的に自分を守ろうとする性質があるため、この先のことを心配して予防線を張ります。どうせ90点は取れないよ、、と思ってる生徒は絶対90点はとれないでしょう。私たち大人でも同じだと思います。メンタルブロック・内制止を外すことが最初と言えそうです。
①Trial
大人にとっての最初の関門は間違いなく①のTrialです。英語にかかわらず、例えばセミナーでいいことを聞いたり、本で素晴らしいノウハウを身につけたり、すごくいい話を聞いたりしても、実際に「行動」する大人の人って何%くらいだと思いますか?
なんと、たった20~30%という統計があるそうです。つまり、最初のステージで、約80%の大人は脱落するのです。
例えばウザワシステムではCDで英語の聞き流しが大事なのでやりましょう、と言っても、実際にやる大人はたったの20%ということです。私は英語に関しては何でも実行してきた方だと思います。例えば、中学の時の英語の塾の先生が、単語の表をトイレに貼るといいよ、と仰っていたので、それをすぐ実行しました。今でもなぜかトイレに貼ってあった熟語が頭に残っています。信頼する先生が、英語を学ぶにはこうやるといいよ、と言ってくれたことは全部やってみた方がいいと思いますよ。どんな小さいことでも、「いいこと聞いたらすぐやってみる」これって大事ですよね~。問題集を解いている受験生の君も、悩まず、「まずはやってみる」これを忘れないようにするといいですね。
②Event
まずやってみた20%の人に待っているのは、次のeventです。
実際にやってみて、その結果の出来事が起きます。ほとんどの場合、この出来事は「失敗」です。英語を勉強し始めて、英語で話してみたけど全く伝わらない、模試の判定がEだった、TOEICを受けてみたけど散々だった、英検に落ちた、赤点だった、、、などなど
③Feedback
このループを抜けるには、マイナスの感情を捨て、結果を事実として受け入れ観察することだそうです。例えば、TOEICで点数が取れなかった、定期テストで点数が取れなかった、これを事実として受け入れ、本田圭佑風に、伸びしろですね!と言ってみたり、こんなに知らないことがあるってわかっただけで、ついてるついてるって言ってみたり、前向きに考えるのがいいんだね、って個人的に私は思いました。挑戦しただけで素晴らしいのではないでしょうか。
まず、完璧主義はやめましょう。かの斎藤一人さんも、著書の中で「人間のすることは全て78点が最高であり、人間のやることは常に22%の改善点がある。22%の改善点があるから未来は明るい。」と述べておられます。「78対22のユダヤの法則」というやつですね。Trial で書いた実際に行動する人の割合も、もしかしたらユダヤの法則かもしれません。不完璧主義者になって、何回失敗しても落ち込まないようになりたいものです。そして、人と比べるのもやめたほうがいいのではないでしょうか。
ちなみに、もちろん外からのfeedbackもあると思います。例えば先生や講師のアドバイスです。それも感情的に判断せず、事実として受け入れるのがいいのでしょう。
④Check
さて、明るい未来のために、22%の失敗を改善するのがこれからです。Feedback で切れたり腐らなかった方は、これらの22%の失敗を冷静に分析し、どこがまずかったのか考えます。ここでの「何故」がとても大事ですね。例えば、CDのかけ流しをしていなかった、文法を丸暗記に頼っていた、単語力が足りなかった、長文の読み方がわからなかった、、ひとそれぞれでしょう。なぜうまくいかなかったのかを調べるのがここです。
⑤Adjust
そして、最後にCheckをもとにしてどこを修正すればいいのかを調整します。勉強のやり方を変えてみたり、理解してなかったことを先生に質問したり、英語のCDを流してみたり、英語の発音を気にしてみたりといったことです。ここまできてSuccessに到達できるのですね~
tefcas、なかなか興味深いな~と思います。私もすぐ行動して、いつも前向きに明るくとらえるように気をつけようと思います。