こんにちは。福島市の英語国語塾、ウザワシステム本田塾です。

当塾は英語と国語専門の塾です。ですので、質問は受けていますが、基本的に数学や理科、社会などの科目は単独で授業はしていません。

正直に言って、数学や理科は私自身がかなり苦手でした。だからなのか・・数学や理科が苦手な人の気持ちは痛いほどよくわかります。そもそも、%の意味がわからないからつまずくよね・・嫌いだから、理解で止まって演習あんまりやってないよね・・とてもわかります。特に、図形の証明には「ひらめき」が必要、とか言われると、絶望感を覚えます。英語は感覚だと思いますし、むしろ「感覚的に英語が話せる方法」を追求しているわけですが、数学も感覚なのか・・?思うに、数学ができる人はたくさんの問題を解いていて、たくさんのパターンを知っている、だから「ひらめき」が起こるのかな?その「関連付ける力」が育っているのか??それか、公式をしっかり覚えているからヒラメキが起こるのか??なんて素人考えで思っています。

ちなみに、数学が得意な生徒が口をそろえて「小さき時からやっていた」という教材がこれです。
賢くなるパズルシリーズ。塾にも置いていますが、数学が得意な中学生や小学生は、「これやったことある!」と言います。

アプリだと、はなまるラボの「think think」も似ていると思います。

このアプリは「イモニイ」という有名な先生の本(いま、ここで輝く。 ~超進学校を飛び出したカリスマ教師「イモニイ」と奇跡の教室)で知りました。

これからは知識よりも「考える力」が必要となりますので、計算問題ばかりやるよりは、こういうアプリやワークもいいのかな?なんて思っています。英語の「言語能力」にどのようにプラスになるかは謎ですが、少なくとも受験でも英語の問題を「解く」ときや、英語の長文を論理的に読解するにも思考力が必要だったりするので、「考える力」は文系科目でも重要だと思います。

数学や理科を苦手になってほしくない・・

当たり前ですが、「英語が話せればそれでよし」と思っている人はいないと思います。英語はやはり「道具」です。英語を使って何をするか??が大事なのは言うまでもありませんよね。

だから、かつての私のように・・「数学や理科のような理系科目は興味がありません」となってほしくない!と強く思います。特に中学生は興味を広く持っていた方が絶対将来が広がりますよね。

英語が好きでしょうがないから、英語だけ極めたいです!というのも否定はしません。しかし、鵜沢先生がお勧めしていたチョムスキーと言語脳科学 という本を読んでいて痛感しました。文系と思っていた言語学でさえも理系だ・・

英語を教えるにしても、英語だけ知っていてはできませんよね。心理学、量子物理学、脳科学など・・一見関係ないように見える勉強も必須だと思います。

美容師さんも、「美容師も理系ですよ」と言っていました。詳しくはわかりませんが、髪の毛の染料などの調合は知識が必要らしいです。

大人になって学んでも決して遅くはないのですが、どうせなら中学、高校から興味を持てたら最高ですよね。理科や社会・・「こんな勉強意味あるんすか~?」と言いたくなるかもしれませんが、「無いことは無い(笑)」と思います。確かに、知識の詰め込み、テストが終わると消え去る記憶は意味がないかもしれませんが・・だからこそ、学校や塾は「どうしたら興味を持って学べるか」を教える必要があるのでしょう。

「好きな英語だけできればいい」「得意な英語だけで受験を突破したい」というのはあまりお勧めしません。「英語だけができる」人がアメリカに行ったら、ただの人です(笑)

グローバル時代なので英語を学びに高校に行く!というのも否定はしませんが、例えば、英語は当たり前のようにペラペラです。そのうえで、高校から農業を学びたいです。という方がこれからの時代は生きやすいのではないでしょうか。

中学の学習内容を無料で公開しているスゴイサイト

何が言いたいブログなんだ?と思いますが、タイトルに今更戻ります。

中学生が「イオン式」がわかりません。と言っていました。昔なら教科書を読んで、参考書を読んで・・という具合に調べると思うのですが、皆様今の時代はグーグル先生にお尋ねすると思います。

すると、すごいサイトを発見。教科書TVというサイトですが、中学で学ぶ5教科動画600動画以上のYouTubeを無料で公開されています。どうやら以前は有料だったようですが。大人だったらYouTubeで無料で何かを本格的に学ぶなんて有り得ないことと思いますが、こちらの動画はクオリティもかなり高いです。(今のところ理科と数学しか見ていませんが、なるほど~と思ってみてしまいました。ほかの科目については未確認です)

キャリア20年以上の慶應卒の先生が教えているそうです。とても丁寧に説明されていて、動画説明欄の「誰かの役に立つのを願って」という一言に愛を感じます。いろいろな理由で塾通いができない、学校にいけない中学生にも役に立つサイトだと思います。

ちなみに、歴史だったらオリエンタルラジオの中田敦彦さんのYouTube大学とか、面白いですよね。YouTubeは字幕機能もありますので、好きな海外アーティストのインタビュー動画を英語字幕で見るのも役に立ちます。

スマホやインターネットは中学生の敵に思われがちですが、使い方次第では素晴らしい道具になると思います。