YouTubeを見ていると、自分の視聴履歴に合わせた「お勧め動画」なるものが出てきます。
なかやまきんに君ばかり見ていたら、なかやまきんに君ばかりが出てくるので困ったものです。
おかげで、英検の選択肢に悩む生徒に対し、「わかるのかい、わからないのかい、どっちなんだい!?」と、きんに君風に問いかけてしまう始末。
もはや、こちらの趣味嗜好まで、Googleは把握しているようです。
そんな折、YouTubeを開くと、「心が折れやすい人の特徴」なるお勧め動画が。
そんな検索はした覚えがない。もしや、Google先生は私のお豆腐メンタルまでご存じだったのか。
そんなGoogle先生のご厚意を無下にすることもできず、私は「心が折れやすい人の特徴」を視聴することに。
もくじ
心が折れやすいかの実験
初老の紳士が語り掛ける動画は、このような内容でした。
できるようになるまでには個人差があり、20分で挫折した人たち、1時間以上続けてひたすら練習した人たちに分かれた。
その違いは何でしょう。
根性でしょうか?
運動神経?
そこには、ある「共通点」があったそうです。
心が折れやすい人の共通点
20分以上練習ができず、心が折れてしまった人たち。
その人たちはみんな、
けん玉が皿に乗った時、「やったー!」「よっしゃー!」と言ったり、ガッツポーズをしたり、
と、ハイテンションで喜んだそうです。
逆に失敗したときはがっくりと肩を落としたり、非常に悔しがっては凹んでいたそうです。
つまり、「感情の起伏」が大きかった。
心が折れにくい人たち
一方で、一時間以上練習ができて、心が折れにくかった人たち。
彼らは、目の前の結果に一喜一憂せず、淡々と練習を続けたそうです。
この人たちには、さらに共通項がありました。
それは、
という信念があった。
うまくいかないことがあっても、あなたは確実に、少しずつ成長しています。
英語の勉強で心が折れそうなとき
英語学習も同じです。
ワークで間違いばっかりだった。
模試の結果が散々だった。
一喜一憂したくなるのはよくわかります。
けれど、それでも、少しだけでも昨日の自分よりは進歩している
単語を一つ覚えただけでも、昨日の自分よりは進歩していますよね。
そんな信念があれば、淡々と感情の起伏を抑えながら歩むことができます。
特に小学生や、始めたばかりの中学生にとって、英文法はわけのかわらない事ばかりです。
代名詞?him?his? youの時は、are? I の時は、am?
もう、わけがわからない!!
と、イラついてしまうのもわかります。
けれど、そんな間違いは気にしなくていいのです。
淡々と英語のCDをかけ続け、授業での活動を続け、わけがわからなくても文法に触れ続けているうちに、ある日突然、すべてが繋がる時が来ます。
そのためには、とにかく目の前の結果に一喜一憂せず、淡々と続けることです。
私は、問題を間違えても、気にする必要はない、と言っています。むしろ、語学は間違えた方がいいのです。
適当に、ダイジョブダイジョブ~って言っているわけではありません。
受験が近づくと、模試の結果も帰ってきます。
E判定なんて見たら、だれでも落ち着きません。
けれど、冷静に自分に何が足りなかったのか、どうすればいいのかを考えるしかありません。
思い起こせば、私も大学入試の時に、模試の志望校合格可能性の判定に一喜一憂していたものです。
その時、ある方が、「そんな紙切れの判定で将来を決めるなら、朝のテレビの星座占いに人生を決めさせたらいい」というようなことを言っていたのが忘れられません。