今日は福島市にも最強寒波が来ています。毎年甲子園に現れる「10年に一人の逸材」、「全米が泣いた」くらい信じられない話ですが、今日は本当に寒いです。

中学生の英文法で、「分詞」というのはわかりにくい分野のようです。2年生の不定詞について完璧に理解していて、英語の形容詞がどんなものかっていう根本的なところを知っていれば難しくはないはずですが・・中学生の数学の方が、絶対難しいと思います・・英語は算数レベルの難しさで、数字がアルファベットになっただけなんだけどなぁ。

それはそうと、分詞については2通りのパターンを覚える必要があります。詳しくは、文法ブログでそのうち書きます。

例えば、例文をあげると・・

①The boy watching TV is my brother.

②Kyoto is a city visited by a lot of people.

のパターンです。上はwatching TV(テレビを見ている)という言葉がthe boyに後ろからくっついて、テレビを見ている男の子は私の兄です、という風に訳します。

下はcity(都市)を、visited by a lot of people(多くの人が訪れる)という言葉が後ろからくっついています。京都は、多くの人が訪れる街です。といった具合に訳します。

問題になるのは、①のingと、②のedがついたパターンどっちにするか、ということなのですが、教科書的に言うと、くっついているthe boy とthe city が「しているのか」「されているのか(受け身)」で判断する、ということです。

つまり、①でいえば、boy はテレビを見ているのでing、見られているわけではないですもんね。②だと、cityは訪れられるからedがつく、という理屈です。「都市が自分から訪れる」ことはないですよね。

そんなときに、下のような問題がありました。

The people (work) in the factory are satisfied.

workをどういう形にするか、ってよくある問題なのですが、もちろん答えはworkingです。the people(人々)は「働いている」、からです。「働かれている」のような受け身ではないですよね。

しかし、中学生がworked、と書いていたので、人々は働かれてる、って受け身じゃないよね、働いているからingだよね、と伝えたのですが、

「え、みんな働かされているんじゃないんですか?(笑)」との質問が出たんです。

深いな~って思いました。もちろんworkedにしたところで、働かされてるっていう意味にはなりませんし、着眼点はずれているのですが、そのあたりを知っていて冗談で言っているようでした。

中学生は大人がみんな働かされてると思っているのかな、と、ふと思ってしまいました・・

仕事は楽しくて、みんなやりたくてワクワクしながらやってるよ~っていうのを言わなくてもわかってもらえるように生活したいですね。