頭にいる妖精

先日、鵜沢先生とお話する機会があったのですが、「小学生には、あなたの頭の中には小さな妖精がいて、それが英語を読んでくれるから大丈夫っていっているんですよ、さすがに中学生には言えませんが」と、冗談混じりに仰っていました。確かに、小学生や中学生で音が入っている生徒は、なんかわからないけど英語が読める、というパターンがよくあります。小学生も中学生もスラスラ難しい英語を読んでいます。

この話を聞いて、なるほど~と変に腑に落ちました。これがコーチングなのかな、と思ったわけです。

ティーチングとコーチングの違いは

よく、ティーチングとコーチングは違う、、と言います。従来の学校スタイルがティーチングだそうです。コーチングは・・なんか謎ですよね。

コーチングは、子どもの能力を引き出すこと。自分から学ぶことを助けること。と、私は理解しています。ウザワシステムの理念の一つにも、「子供の能力を引き出す」、とあります。となると、ティーチングは「教える」ということになるでしょうか。

が、しかし・・それがわかっていても、どういうことなのか・・いろいろテクニック的なことはあると思うのですが、難しいのです。いろいろ教えて、何とかしてあげよう、という「我」がでてしまうのです。しかも、「何とかしてあげよう」と接すると、生徒も「何とかしてください」という依存になるのです。

しかし、「子供の能力を引き出すコーチング」というのには、忘れてはいけない前提があるのだと思いました。それが、妖精なのです!(笑)

つまり、どんな子でも、そもそも素晴らしい能力がある存在だという前提で接するのがコーチングなんでしょうね。この子はそもそも素晴らしい、、それを潜在意識レベルで思えること、それが講師として必要なことなんだろうな~と思った次第です。

奇蹟的な確率で生まれてきた私たちなので、素晴らしくないはずがないですよね。そもそも、私たちの体だって、勝手に食べ物を栄養にして体を大きくし、排泄をしてくれるわけです。世界中のノーベル賞受賞者を集めても、人間のウ〇チ1つ作れないそうです。涙を流せば、ストレスを軽減する物質も一緒に出ているそうです。人間は凄すぎます。

私の例えはお下品ですが、「妖精」というのは素敵な表現だと思いました。

私たちの体自体が奇跡的なことを毎日しているわけですから、英語が読めない、なんてことはあり得ないことですね。

脳というスーパーコンピューターに英語のスイッチを入れるのは、「英語の音」です。