ほんだブログ 本田塾の考え方

これからの時代は、「英語ができる」ではなく、「英語がめっちゃできる」

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AIの進化は目覚ましいですね。聞いた話だと、キッチンからプロのシェフと同じ動きをプログラムされた2本のロボットの腕が伸びてきて、シェフと同じ料理を再現できる…そんなSFのような話がもうすぐ現実化するのだそうです。商品化が目の前で、170万前後のお値段だそうです。

英語の「翻訳」技術も凄いところまできています。ほぼ同時通訳レベルになるのでは??もう英語学習は必要ないのでは???と思う人もいると思います。このまま英語学習は不要になるのでしょうか??皆様はどうお考えですか?

人工知能でできること できないこと

ちょうどそんなことを考えていた折、国際基督教大学付属高校の現代文の入試問題を生徒と読んでいると、面白い文章に出くわしました。

「テクノロジーは人間の知能を超えるのか?」といった趣旨の評論文で、筆者は人工知能は人間を超えられない、という立場で論じておりました。人間は柔軟で多次元的であるのに対し、機械は設計からはみ出せない。さらに、機械は「過去」のデータからしか作動できない(静的)のに対し、人間は「現在」の時点で判断しながら生きている(動的)である。さらに、欧米のシンギュラリティ(人工知能が人間を超える)論者は、人間が人工知能を作ったということを忘れ、第三者が作ったような、ユダヤ・キリスト教文化に遠因がある…などと述べていて、面白いと思いました。

つまり、人工知能には限界がある…ということでしょう。とは言え、もうすぐTOEICでいうと800点くらいの英語力は人工知能にもできる、ということです。簡単な文章であれば、完璧に翻訳できる時代は目の前だと思います。言い換えれば、TOEIC800点以下の英語力なら、AIに淘汰される…のは現実かもしれません。

しかし、一方で、上述の筆者の言葉を借りると、人間の言葉は、ある程度は過去のデータから推測されても、完璧には無理だと思います。根拠はありませんが、恐らく、だいたい20パーセントは無理と言えるのではないでしょうか。その20%を使えるのがプロです。たとえば、ピコ太郎の通訳をした橋本美穂さんの英語力。本当のプロだと思います。ピコ太郎のギャグは推測不可能でしょう…橋本さんの英語力は、AIには超えられないと思います。

言葉はコミュニケーションですから、言葉を発する人の熱、心を動かすような思いがあります。小泉進次郎さんの言葉を借りると、「言葉に体温と体重を乗せる」ことがコミュニケーションだと思います。まさに過去のデータを超越した、「現在」の判断から紡いだされた動的なものだと思います。それがAIにはできない20パーセントの部分です。

結局、人工知能の発達で英語学習は不要になるのか

こう考えると、これからは英語学習はいらないか?というと、中途半端な英語はいらない、というところかな?と私は思います。TOEIC800点以下の英語です。

逆に、AIにはどうしてもできない、20%の部分ができる英語力、これがこれから必要とされる英語力だと言えると思います。学校でいえば、英語が得意、のレベルではなく、突き抜けた英語力。そこを目指さなければ意味がない時代が来るのかもしれません。恐らく、英語に限らず、どの分野もそうなるかもしれせんね。

AIに淘汰されず、逆にAIを使いこなせるような人間にならなければならないですね。

未来は過去の延長ではない。

個人的に、先ほどの評論文で心に留まったのは、機械は「過去のデータ」だけが頼りの静的な存在、人間は「現在」を考える動的な生き物だ、という部分です。

「言われたことだけをしっかりやる」「指示待ち」では、これからは人間的ではない。つまり、人工知能と同じだということでしょうか。それでは生き残れません。

自戒の念をもって書きますが、中学生も、過去のデータ(たとえば、今までの成績など)にとらわれた、言われたことだけをやる静的な存在にはなってほしくないものです。

人間なのですから、「今」にフォーカスし、「人生、こうしたい」という動的な行動力を持って、人工知能ができない一流の英語力を身につけてほしいと願ってやみません。

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