ほんだブログ 受験 本田塾の考え方

福島県立高校入試に不合格だった方へ

この記事は、高校受験に失敗した方へ書いたものです。

合格した方はおめでとうございます。
合格した方はここで読むのをやめていただければ幸いです。

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福島県立高校受験に失敗した方へ。

高校受験、お疲れさまでした。

自分の受験番号がない、その現実を、どう受け止めればいいのかわからないかもしれません。
4月から始まる高校生活に、希望を見いだせないでしょう。
受験が終わったら遊ぼう、と思っていたのに、遊ぶ気にもなれないでしょう。
心が、鉛のように重いと思います。

「あんたに何がわかる?」と言われるかもしれません。

何を隠そう、私も高校受験は失敗しているので、気持ちはよくわかります。
しかも、20年前以上前なのに、当時の受験番号まで覚えています。

受験番号「555」

塾の先生は、「ゴーゴーゴー」最高だね!
と、言っていました。

結果、全然Goできませんでした笑

発表の日、河川敷を自転車に乗っていて、ばったり会ったクラスメートに、「受験受かったんでしょ?おめでとう」と聞かれて、うまく答えられなかった当時のことを、なぜかはっきり覚えています。
昔のことはすぐ忘れる質なのですが、その時の同級生G君との会話は、鮮彩に脳裏にこびりついています。

高校入試失敗は、大学入試失敗とは少し違います。大抵の場合、やり直しが効かないからです。
しかも、福島を出たら平気ですが、福島は何故か大人になっても出身高校を聞いてくる不思議な風土があります。
聞かれる度に、チクチクするでしょう。

一生、引きずることになるので、簡単に「不合格をバネに」なんて、言えません。

ただ、今のあなたの心持ち次第で、3年後の未来は変わることは知っていてください。じっくり、今の感情と向き合ってほしいのです。

私も、今なら、「あの不合格は神様からのプレゼントだった」と思えます。

ずっと、「555」は私にとって、魔の数字でした。しかし、今となっては、ラッキーナンバー。銀行も、カードも、すべて暗証番号は、555です!!(すみません、これはウソです)

あなたは、今、どういう心境でしょうか。

泣いていますか?
辛さをごまかして、笑っていますか?

もしくは・・・怒っていますか?

悲しくて泣きたいのはわかります。失敗をネタにして、笑ってしまいたいのもわかります。

ただ、怒って欲しいのです

私は怒りました。「憤り」のほうが近いかもしれません。

力を出しきれなかった、自分にです。こんな結果しか出せなかった、自分に対してです。

自分は力を出し切った。やるだけ、本気で勉強した。そう思える人は、どれだけいるでしょう。

なんで、もっと頑張れなかったんだ、なんで妥協したんだ。もっとできるはずだった。悔しい、悔しい、悔しい。

悔しさ、そして、怒りを感じてほしいんです。

今感じている「憤り(怒り)」を、十分感じてほしいんです。その「憤り」が、あなたの力になります。
その「憤り」こそ、宝なのです。自分の内面の感情を、すべて感じ取ってください。

そして、その憤りと悔しさを、高校の3年間にぶつけてください。

合格して浮かれて、高校生活を楽しんでいる人達とは袂を分けて、みんなが遊んでいるときに努力する、という気持ちで、3年間をぶつけてほしいです。

間違っても、「高校入試に失敗した自分は負け組だ」なんて思わないでほしい。まだまだ人生はこれからです。

まだまだ、逆転のチャンスはあります。どこの高校にいようと、雑草魂で3年間、全力投球してみてはどうでしょうか。

「人間、暗いうちは滅びない」と言ったのは、太宰治でしたでしょうか。辛い時が上り坂、というのは、本当だと思います。

吉田松陰が伸ばせなかった塾生

吉田松陰という、幕末の教育者がいます。松下村塾という私塾で、初代総理大臣の伊藤博文や、高杉晋作、多くの国務大臣や大学創始者を輩出した方です。

奇跡的とも言える塾の塾頭だったわけですが、どうしても伸ばせなかった塾生が3人いたそうです。

その三人には、共通して「憤する心」がなかった

憤する、というのは、怒るという意味だけでなく、感動する、という意味もあるそうです。
感情が薄かった3人の弟子だけは、逃げ出したそうです。

私の言っている「いかり」というのは、攻撃で、もやもやを晴らそうとするような一瞬の「怒り」ではなく、誰しれず、心のなかでメラメラ燃える「憤り(いきどおり)」です。

その感情を、味わい尽くしてください。

そして、一時的な爆発ではなく、心のなかで燃え続ける火を、持ち続けることを忘れないでください。

そうすれば、3年後の卒業式は、今とは違う感動があると思います。

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