今回は具体的なトレーニング法を紹介します。
「シャドーイング」というトレーニング法ですが、この方法が最も効果があったと思います。筋トレも正しい方法でトレーニングした方が早く筋肉がつくように、リスニングもトレーニングの方法が重要になります。
シャドーイングのやり方
シャドーイングとは、英語が聞こえたら、影(シャドー)のようにすぐ後ろを追いかけて発音する方法です。一度英語を全て聞いてから繰り返すのではなく、英語のすぐ後ろを追いかけるイメージです。
この動画の7分21秒ごろを見てください、黒ぶち眼鏡の人が実際にシャドーイングをしています。
見てわかると思いますが、これ、実はかなり難しいです。無理せず、ゆっくりめの英語から始めるか、初心者の方は、下に書いてある「リピーティング」や「ディクテーション」から始めてもいいかと思います。
シャドーイングの効果
とはいえ、やり方をマスターしてしまえばこのシャドーイングの効果は凄いです。
例えば・・・
①発音がよくなる
②英語のリズムが身に付く
③前に書いた、リンキングになれることができる
④スピードに慣れる
などなど、盛りだくさんです。
私は、旺文社の「英検1級文で覚える単熟語」という本をシャドーイングしてましたが、これで英検のリスニングの点数がかなり上がりました。
毎日少しでもいいので、継続して続ければ力になること間違いなしです。最初は、こんなのできないよ~って思うかもしれませんが、やっているうちに、できるようになります!
シャドーイング初心者の方は・・・
先に書きましたように、シャドーイングはもともと通訳の人がトレーニングする方法なので、難易度は高く、初心者の人には難しいと思います。
まずは、リピーティングとディクテーションから始めてはいかがでしょうか。
リピーティングとは、文字通りリピートすることです。
英語を一文(またはもっと短く)聞いて、一回止めます。そして聞いたことを言ってみる方法です。最初は長さを短くして始めるのが良いと思います。
そして、ディクテーションとは、リピーティング同様、英語を聞いて、止めます。その後は、聞いた英語をノートに書く方法です。
これは面倒かもしれませんが、どこが聞き取れなかったがが一目瞭然なので、良い方法だと思います。
今回はお勉強って感じが強いですが、できるようになると楽しいのでやってみてくださいね。
今回は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございます。