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英作文で間違いやすい表現まとめ Part 1【動詞編】eat / take、spend / use など

英作文を添削していると、文法は合っているのに「単語の選び方」で減点されている答案をたくさん見かけます。

たとえば「薬を飲む」を drink medicine と書いてしまう。「時間を使う」を use time と書いてしまう。日本語で考えると間違いではないのに、英語としては不自然になってしまうんです。

今回は、英作文でよく見る「意味が似ていて間違えやすい表現」を、動詞編・名詞形容詞編・文法編の3回に分けてまとめます。Part 1 は動詞編です。

間違いやすい表現が生まれる理由

原因はほとんどの場合、日本語の訳語を1対1で英語に置き換えていることです。

日本語の「飲む」は、水にもスープにも薬にも使えます。でも英語では、液体を口から飲むのが drink、薬を体に取り込むのが take、スープは(スプーンで)eat と、場面によって動詞が変わります。

逆に言えば、英単語ごとの「守備範囲」を知っておけば、こうしたミスはぐっと減ります。この記事では、各表現ごとに次の形でまとめています。

  1. 使い分けのポイント(一言でいうとどう違うか)
  2. 比較表(意味・使う場面・例文)
  3. 間違いやすい例(✕ と ○)

食べる・飲む・使うの動詞

eat / drink / take

使い分けのポイント

口に入れるものの「形」で選ぶ

drink は液体を飲むとき、eat は固形物を食べるときに使います。薬は液体でも錠剤でも take です。スープは器から直接飲めば drink、スプーンで飲むなら eat が自然です。

単語使う場面例文
eat固形物を食べる、スプーンでスープを飲むI eat soup with a spoon.(スープをスプーンで飲む)
drink液体を飲むI drink coffee every morning.(毎朝コーヒーを飲む)
take薬・サプリを飲むTake this medicine after meals.(食後にこの薬を飲んでください)
have食事全般(eat / drink のやわらかい言い方)We had lunch together.(一緒に昼食をとった)

間違いやすい例

✕ I drink medicine three times a day.

○ I take medicine three times a day.

spend / use / take

使い分けのポイント

時間・お金を「費やす」なら spend、「かかる」なら take

日本語の「時間を使う」をそのまま use time にすると不自然です。人が時間やお金を費やすなら spend、物事に時間がかかるなら It takes ~ を使います。use は道具や物を「使う」ときの動詞です。

単語使う場面例文
spend(人が)時間・お金を費やすI spent three hours on my homework.(宿題に3時間使った)
take(物事に)時間がかかるIt takes 30 minutes to get to school.(学校まで30分かかる)
use道具・物・手段を使うI use my phone to study English.(スマホを使って英語を勉強している)
cost(物事に)お金がかかるThe ticket cost 5,000 yen.(チケットは5,000円した)

間違いやすい例

✕ I used a lot of time playing games.

○ I spent a lot of time playing games.

作文・会話のワンポイント

spend は spend + 時間 + ~ing(〜して時間を過ごす)の形でよく使います。I spent the weekend reading.(週末は読書をして過ごした)は作文でそのまま使える形です。

make / do

使い分けのポイント

何かを「生み出す」なら make、「作業をこなす」なら do

make は形のあるもの・新しいものを作り出すとき、do は決まった作業や仕事をこなすときに使います。ただし決まった組み合わせ(コロケーション)も多いので、セットで覚えるのが近道です。

単語使う場面よく使う組み合わせ
make生み出す、作り出すmake a mistake / make a decision / make a plan / make a noise / make friends
do作業・義務をこなすdo homework / do the dishes / do one's best / do research / do exercise

間違いやすい例

✕ I did a mistake on the test.

○ I made a mistake on the test.

✕ I made my homework.

○ I did my homework.

見る・聞く・話すの動詞

see / look / watch

使い分けのポイント

自然に目に入るのが see、意識して見るのが look と watch

see は「見える」に近く、意識しなくても目に入るイメージです。look は止まっているものに視線を向けるとき、watch は動くものや変化をしばらく見続けるときに使います。

単語使う場面例文
see自然に見える、(映画館で映画を)見るI saw a beautiful rainbow.(きれいな虹が見えた)
look at止まっているものに目を向けるLook at this picture.(この写真を見て)
watch動くものをじっと見るI watched a soccer game on TV.(テレビでサッカーの試合を見た)

間違いやすい例

✕ I looked TV last night.

○ I watched TV last night.

hear / listen to

使い分けのポイント

自然に聞こえるのが hear、耳を傾けるのが listen to

see と look / watch の関係と同じです。hear は意識しなくても耳に入ること、listen to は自分から注意して聞くことです。

単語使う場面例文
hear聞こえる、耳に入るI heard a strange noise.(変な音が聞こえた)
listen to意識して聞くI listen to music on the train.(電車で音楽を聴く)

間違いやすい例

✕ I like hearing music.

○ I like listening to music.

✕ Please listen me.

○ Please listen to me.

say / tell / speak / talk

使い分けのポイント

「内容」を伝えるのが say と tell、「話す行為」が speak と talk

say は言った言葉そのものに注目し、tell は「人に」情報を伝えるときに使います(tell の後ろには人が来ます)。speak は一方的に話す・言語を話す、talk は相手と会話するイメージです。

単語使う場面例文
say言葉・内容を言うShe said, "Thank you."(彼女は「ありがとう」と言った)
tell人に伝える、教える(tell 人 ~)Please tell me your name.(名前を教えてください)
speak話す、言語を話す、演説するCan you speak English?(英語を話せますか?)
talk人と話す、おしゃべりするI talked with my friend for an hour.(友達と1時間話した)

間違いやすい例

✕ He said me the truth.

○ He told me the truth.

✕ Can you talk English?

○ Can you speak English?

tell / teach / show(教える)

使い分けのポイント

知識を「教授する」のが teach、情報を「伝える」のが tell

「教える」をすべて teach にしてしまうミスは非常に多いです。teach は勉強やスキルを教えるときだけ。道や連絡先などの情報は tell、実際に案内したりやって見せたりするのは show です。

単語使う場面例文
teach学問・技術を教えるShe teaches English at a high school.(彼女は高校で英語を教えている)
tell情報を伝えるCould you tell me the way to the station?(駅への道を教えてもらえますか?)
show案内する、やって見せるI'll show you how to use it.(使い方をやって見せるね)

間違いやすい例

✕ Please teach me your phone number.

○ Please tell me your phone number.

✕ Could you teach me the way to the station?

○ Could you tell me the way to the station?

貸す・借りる・持っていくの動詞

borrow / lend / rent / use

使い分けのポイント

借りるのが borrow、貸すのが lend、お金を払って借りるのが rent

borrow は持ち運べるものを無料で借りるとき、lend はその逆で貸すときです。お金を払う場合は rent を使います。トイレのように「その場で使わせてもらう」ものは borrow ではなく use です。

単語使う場面例文
borrow(無料で)借りるCan I borrow your pen?(ペンを借りてもいい?)
lend貸す(lend 人 物)Can you lend me your pen?(ペンを貸してくれる?)
rentお金を払って借りる・貸すI rented a car in Hokkaido.(北海道でレンタカーを借りた)
useその場で使わせてもらうMay I use the bathroom?(トイレを借りてもいいですか?)

間違いやすい例

✕ Can I lend your dictionary?

○ Can I borrow your dictionary?

✕ May I borrow the bathroom?

○ May I use the bathroom?

bring / take

使い分けのポイント

「こちらへ」持ってくるのが bring、「あちらへ」持っていくのが take

日本語の「持っていく」「持ってくる」と方向が同じです。基準は話し手(または聞き手)のいる場所です。

単語使う場面例文
bring話し手・聞き手の方へ持ってくるBring your textbook tomorrow.(明日教科書を持ってきてね)
take別の場所へ持っていくTake an umbrella with you.(傘を持っていきなさい)

間違いやすい例

✕ Don't forget to bring your lunch to school.(家にいる親が言う場合)

○ Don't forget to take your lunch to school.

come / go

使い分けのポイント

相手のいる所へ行くときは come を使う

日本語では「今行くよ」ですが、英語では相手の方へ近づくので I'm coming. と言います。go は話し手からも聞き手からも離れていくときに使います。

単語使う場面例文
come話し手・聞き手のいる所へ移動するI'm coming!(今行きます!)
go別の場所へ移動するI'm going to the library.(図書館に行ってくる)

間違いやすい例

✕ "Dinner is ready!" "OK, I'm going!"

○ "Dinner is ready!" "OK, I'm coming!"

wear / put on

使い分けのポイント

身につけている「状態」が wear、身につける「動作」が put on

| 単語 | 使う場面 | 例文 |

---------
put on着る、身につける(動作)Put on your coat. It's cold.(寒いからコートを着なさい)

間違いやすい例

✕ I wore my jacket quickly and left.

○ I put on my jacket quickly and left.

覚える・知る・学ぶの動詞

remember / memorize / remind

使い分けのポイント

覚えている「状態」が remember、暗記する「努力」が memorize

remember は記憶にある・思い出すこと、memorize は努力して暗記することです。remind は「人に思い出させる」で、後ろに人が来ます。

単語使う場面例文
remember覚えている、思い出すI remember her name.(彼女の名前を覚えている)
memorize暗記するI memorized 50 words today.(今日は単語を50個暗記した)
remind(人に)思い出させるPlease remind me to call him.(彼に電話するのを忘れないよう言ってね)

間違いやすい例

✕ I remembered 100 English words for the test.

○ I memorized 100 English words for the test.

know / find out / learn / study

使い分けのポイント

「知っている状態」が know、「知る瞬間」は find out や learn

know は「すでに知っている」状態を表すので、「〜を知った」という変化には向きません。調べたりして知ったなら find out、人から聞いたり経験したりして知ったなら learn を使います。study は「勉強する行為」で、learn は「身につける結果」です。

単語使う場面例文
know知っている(状態)I know him well.(彼のことをよく知っている)
find out調べて・気づいて知るI found out that the shop was closed.(その店が閉まっていると知った)
learn学んで身につける、聞いて知るI learned to swim last summer.(去年の夏に泳げるようになった)
study勉強する(行為)I study English for an hour every day.(毎日1時間英語を勉強する)

間違いやすい例

✕ I knew the news yesterday.

○ I learned about the news yesterday.

✕ I studied how to ride a bike.

○ I learned how to ride a bike.

hope / wish

使い分けのポイント

実現しそうなら hope、実現しそうにないなら wish

hope は「〜だといいな」と実現の可能性があることを願うとき、wish は「〜ならいいのに」と現実とは違うことを願うときに使います。wish の後ろは仮定法(過去形)になります。

単語使う場面例文
hope実現可能なことを願うI hope it will be sunny tomorrow.(明日晴れるといいな)
wish実現が難しいことを願う(仮定法)I wish I could fly.(空を飛べたらいいのに)

間違いやすい例

✕ I wish you will pass the exam.

○ I hope you will pass the exam.

勝つ・盗む・合うの動詞

win / beat

使い分けのポイント

「試合・賞」に勝つのが win、「相手」に勝つのが beat

win の後ろには試合や賞など「勝ち取るもの」が来ます。相手チームや人を負かすときは beat です。

単語使う場面例文
win試合・賞・選挙に勝つWe won the game.(私たちは試合に勝った)
beat相手を負かすWe beat the champion team.(私たちは優勝チームに勝った)

間違いやすい例

✕ We won the team from Osaka.

○ We beat the team from Osaka.

rob / steal

使い分けのポイント

「人・場所」から奪うのが rob、「物」を盗むのが steal

目的語が何になるかが違います。rob 人 of 物、steal 物 from 人 の形で覚えましょう。「盗まれた」と言いたいときは、自分ではなく物を主語にするのがポイントです。

単語使う場面例文
rob人・場所を襲って奪うA man robbed the bank.(男が銀行を襲った)
steal物を盗むSomeone stole my bike.(誰かが私の自転車を盗んだ)

間違いやすい例

✕ I was stolen my wallet.

○ My wallet was stolen.(または I had my wallet stolen.)

fit / suit / match / go with

使い分けのポイント

サイズが合うのが fit、似合うのが suit、物どうしが合うのが match

| 単語 | 使う場面 | 例文 |

---------
suit(人に)似合うThat color suits you.(その色、似合ってるね)
match / go with物と物が調和するThis bag matches your shoes.(このバッグは靴と合っている)

間違いやすい例

✕ This dress doesn't fit you. It's too bright for you.

○ This dress doesn't suit you. It's too bright for you.

marry / get married

使い分けのポイント

marry は前置詞なし、get married は to を使う

「〜と結婚する」を marry with としてしまうミスが多いです。marry は他動詞なので、直後に相手が来ます。状態を表すなら be married to です。

表現使い方例文
marry 人〜と結婚するShe married a doctor.(彼女は医者と結婚した)
get married (to 人)結婚するThey got married last year.(彼らは去年結婚した)
be married (to 人)結婚しているHe is married to a Canadian.(彼はカナダ人と結婚している)

間違いやすい例

✕ She married with a doctor.

○ She married a doctor.

参加する・着く・逃すの動詞

join / attend / take part in / participate in

使い分けのポイント

「仲間に加わる」のが join、「出席する」のが attend

join は人・グループ・活動に加わるとき、attend は会議・授業・式などに出席するときに使います。take part in と participate in は「活動に参加する」で、participate in のほうが硬い表現です。

単語使う場面例文
joinグループ・人に加わるI joined the tennis club.(テニス部に入った)
attend会議・授業・式に出席するI attended the meeting.(会議に出席した)
take part in活動・行事に参加するI took part in the volunteer work.(ボランティア活動に参加した)
participate in参加する(硬い表現)Many students participated in the contest.(多くの生徒がコンテストに参加した)

間違いやすい例

✕ I attended the soccer team.

○ I joined the soccer team.

✕ I joined to the meeting.

○ I attended the meeting.

arrive / reach / get to

使い分けのポイント

arrive は at / in が必要、reach は前置詞なし

3つとも「着く」ですが、前置詞の有無が違います。arrive は狭い場所なら at、広い場所(都市・国)なら in。reach は他動詞なので直後に場所が来ます。home の前には前置詞をつけません。

単語使い方例文
arrive at / in〜に着くWe arrived at the station.(駅に着いた)
reach〜に着く(前置詞なし)We reached Tokyo at noon.(正午に東京に着いた)
get to〜に着く(口語的)How can I get to the museum?(博物館へはどう行けばいいですか?)

間違いやすい例

✕ We arrived to the station.

○ We arrived at the station.

✕ We reached to Tokyo.

○ We reached Tokyo.

✕ I arrived at home late.

○ I arrived home late.

lose / miss

使い分けのポイント

持っていたものを失うのが lose、機会や乗り物を逃すのが miss

| 単語 | 使う場面 | 例文 |

---------
miss乗り遅れる、逃す、恋しく思うI missed the last train.(終電に乗り遅れた)

間違いやすい例

✕ I lost the bus this morning.

○ I missed the bus this morning.

「〜になる」「始める」の動詞

become / get / come to

使い分けのポイント

「〜するようになる」は become to ではなく come to

become の後ろには名詞や形容詞が来ます。「〜するようになる」と動詞を続けたいときは come to do や learn to do を使います。become to do という形はありません。

表現使い方例文
become + 名詞・形容詞〜になるShe became a teacher.(彼女は先生になった)
get + 形容詞〜になる(口語的・変化)It's getting dark.(暗くなってきた)
come to do〜するようになるI came to like math.(数学が好きになった)
learn to do(練習して)〜できるようになるI learned to play the guitar.(ギターを弾けるようになった)

間違いやすい例

✕ I became to like English.

○ I came to like English.

前置詞をつけてはいけない動詞

discuss / enter / mention / approach など

使い分けのポイント

日本語に引っぱられて前置詞をつけない

日本語で「〜について話し合う」「〜に入る」と考えると about や into をつけたくなりますが、これらは他動詞なので直後に目的語が来ます。英検の作文で特に減点されやすいポイントです。

動詞意味✕ よくある間違い○ 正しい形
discuss〜について話し合うdiscuss about the problemdiscuss the problem
enter〜に入るenter into the roomenter the room
mention〜について言及するmention about itmention it
approach〜に近づくapproach to the stationapproach the station
reach〜に着くreach to the topreach the top
marry〜と結婚するmarry with himmarry him
resemble〜に似ているresemble to her motherresemble her mother
attend〜に出席するattend to the classattend the class
contact〜に連絡するcontact with himcontact him
answer〜に答えるanswer to the questionanswer the question

作文・会話のワンポイント

逆に、talk about(〜について話す)や think about(〜について考える)は前置詞が必要です。「discuss = talk about」とセットで覚えておくと混乱しません。

まとめ

Part 1 では、英作文で間違いやすい動詞の使い分けを紹介しました。

  • 時間・お金を使うは spend、時間がかかるは It takes ~
  • 薬を飲むは take medicine
  • 教えるは、勉強なら teach、情報なら tell
  • 借りるは borrow、貸すは lend、トイレは use
  • 〜するようになるは come to do(become to は使えない)
  • discuss / enter / mention などは前置詞をつけない

どれも、日本語の訳語を1対1で置き換えたときに起きるミスです。英単語ごとの「守備範囲」を意識するだけで、作文の自然さはぐっと上がります。

次回の Part 2 では、way / road、work / job、wide / large など、名詞・形容詞・副詞の使い分けを紹介します。

  • この記事を書いた人

ほんだくん

保有資格: TOEIC920点、英検1級 暗記に頼る文法ではなく、論理的に理解できる英文法を書いています。 長文読解が楽になるための文法、たんなるテクニックではなく、自信を持ってTOEICの文法セクションが解けるための文法知識を提供できれば幸いです。 その他、TOEIC900点越え、英検1級まで取得したノウハウを書いていきます。

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