こんにちは。
福島市の英語塾、ウザワシステム本田塾です。

ローマ字を習い始める時、一番最初に書く文字。多くの人が、「自分の名前」という事になると思います。

私は世界の本田ですから、Honda、と書くわけですね。えぇ

Hondaは車のメーカーで有名ですから、海外に行って自己紹介すると、それなりの確率で「Hondaの社長の息子??Hahaha!」という会話になり、「No」と答えると、「Bad lack!!(運悪~!)」的なジョークが返ってきます。

この会話の出現率は、陽気な白人男性になるとさらに上がります。

初めてローマ字を習う子供たちは、喜んで自分の名前を書くと思います。私も、初めてローマ字を習った時の感動は忘れられません。

佐藤はSato,それとも、Satou?

ほどなくすると、このような論争が巻き起こります。

大野「Ono」小野「Ono」

佐藤「Sato」里「Sato]

伊藤「Ito」糸「Ito」

小野「先生!大野君が大野なのに僕のローマ字と同じにしてます!間違ってます!」

もし、ネイティブの先生だったら、おそらくこう言うでしょう。

そんなの関係ねー!

なぜ、ネイティブ先生は「そんなの関係ねー!」と思うのでしょうか。小島よしおで日本語を学んだからでしょうか。

理由は、英語は母音の長さで意味が変わらないからです

専門的には、母音の長さにおいて弁別的ではない、と言います。

なので佐藤はSatoでOKです。

パスポートにも、佐藤さんはSatoと記載されるはずです。

じゃあ、it と eat はどうなの?という話になります。イット、イート長さで意味が変わるじゃないか!と言いたくなりますが、eat は、[i]、it は、[ɪ]で、違う「イ」なんですね。

伸ばし方はあまり関係ありません。

英語の発音は、日本語と違うので、ややこしいです。

tの子音だけでも7種類あります。奥が深いですね。

英語は「音」

発音を学んでいると、新しい楽器を習う気分になります。

日本語は、あまり口を動かさないで音を出します。

けれど、英語は、唇の形、舌の位置、顎の開け方まで、口の中の動きを総動員して「音」を出します。日本語では絶対使わないような音もあるので、それらを組み合わせて音を出すと、口が楽器のような気分になります。

英語は「音」がとても大事なのがわかりますね。だから、「発音」もとても重要です。少しの発音の違いで、意味が全く違ってしまうからです。

発音は、中学生以上の興味のある方には教えます。

けれど、小学生、中学生は、まだまだいい「耳」を持っています。

ウザワ式で英語を「聞いて」授業で正しく音読していると、一生モノの「通じる英語」が身に付きます。