英作文の基本的な「考え方」(英検、TOEFLなど)

最近は英検3級でも英作文が導入され、英作文の占める割合が増えてきました。

テクニック的なものを学ぶ前に、まずは英作文を書く上での考え方をまずは知りましょう。大事なのは、楽に考えるということです。英作文は難しいという思い込みをすてましょう。

作文は嘘でもいい!? 

小学生や中学生に多いと思うのですが、作文だから正直に書かなければならない‥と思っている方もいらっしゃるかもしれません。英検は道徳の試験ではありません。「本当のことを書かなくてもいい」というのは鉄則です。

では何を書けばいいのですか?というと、「書けそうなことを書く」ということです。

例えば、3級の作文で「休みの日に何をするのが好きですか?」という質問があったとします。本当は「山にハイキングにいって森林浴をするのが好き」と言う人がいるかもしれませんが、ハイキングって英語では…森林浴…??なんて悩んでいたら15分はすぐなくなります。

思い切ってread book 本を読む のような、中1で書ける答えを書きましょう。実際には本を一冊も読まない人でも、read bookが書ける英語なら使った方がいいと思います。

使える表現を暗記して使う パクるのは悪ではない

英作文は自分で英語を作って、書かなければならない…だから難しいのだ…と思っている人もいるかもしれませんが、それはちょっと違います。もっと楽に考えましょう。

「英作文は英借文」というのは、英語が得意な人の常識です。要は、いろんな英語を借りてきて使うということです。パクりたいだけパクっていいのです。私はこの考え方で1級のライティングも面接も乗り切りました。

大事なのは、問題集の解答などから、使える表現を書き留めて、ストックすることです。英作文用の「ストックノート」を作ることを強くお勧め致します。

作り方は、ノートの真ん中に線を引き、2分割します。使えそうな表現を見つけたら、左に英語、右側に日本語訳を書きます。それをどんどん暗記しましょう。頭に文章がたくさんインプットされると、この表現はこんな時使える‥などと、応用できるようになっていきます。

今回は英作文を書く上での心構えを書きました。

あんまり難しく考えず、どんどん使える表現を増やしましょう。




  • この記事を書いた人

ほんだくん

保有資格: TOEIC920点、英検1級 暗記に頼る文法ではなく、論理的に理解できる英文法を書いています。 長文読解が楽になるための文法、たんなるテクニックではなく、自信を持ってTOEICの文法セクションが解けるための文法知識を提供できれば幸いです。 その他、TOEIC900点越え、英検1級まで取得したノウハウを書いていきます。

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