約40年の英語教育から生まれたウザワシステム。

​ウザワシステムとは・・・

「母国語を利用して、脳の言語野に英語の場所をつくる
    そして 英語⇔日本語の転換がすぐにできる能力を育てる」

何年か前にNHKの「クローズアップ現代」という番組で、言語野の実験を放映していました。
日本語も英語も話せるいわゆるバイリンガルの人をMRIに入れて、英語を聞かせると脳のある部分が赤くなり、日本語を聞かせると別の部分が赤くなりました。次に英語が話せない東大生がMRIに入りました。彼は日本語を聞いても、英語を聞いても、一箇所しか赤くなりませんでした。ということは、東大生ですから英語は出来るのでしょうが、彼はすべての英語を日本語の言語野で処理しているということになります。一方バイリンガルの人が英語を聞いたときに赤くなったところ、そこが彼女の脳の中の英語の場所です。

英語の場所というのはこのようにたしかに実在しています。

よく生徒たちに、「MRIがあったらいいのに!どの生徒も教室に入ってきたらまずMRIに入るのね、そして英語の言語野が働いていない人はそこで30分CDを聞いてから授業に参加するの、お互いにすごく楽になりそう‥‥」と冗談まじりに言います。
本当にそんなことが出来たら、みんな自分の脳の中の「英語の場所」を意識できるでしょうに。

英語⇔日本語の転換がすぐにできる能力

英語ができる人はたくさんいます。
日本語(国語)ができる人もたくさんいます。
英語は英語としてわかるけど、日本語で何と表現したらよいかわからないでは外国語として役に立ちません。
外国語ができるようになるというのは、母国語と外国語の橋渡し(母国語を外国語にでき、外国語を母国語にできるということ)ができるようになるということです。
ウザワシステムはその「英語と日本語を直ぐに転換できる能力をつけること」を30年以上前から実現しています。
卒業生たちは皆、英語⇔日本語の高い交換能力をもち、さまざまな仕事の第一線で活躍しています。

下の図をご覧下さい。これがウザワシステム学習法の全体像です。
これは同心円であり、円の外側へ行くほど量は多く、しかしぼんやりしていて無意識です。
中心に行くほど量は少なくなりますが、英語がより濃くはっきり意識されていきます。一つ一つの活動がまさに一体になって、相互作用しながら、脳の中に英語という一つの世界を作って行きます。この円は当然成長するにつれてより大きな円へと脱皮し続けていきます。その中から具体的に表に出る能力が下に書いた能力です。

具体的な能力
英語の言語野ができる・英語⇔日本語の転換ができる・語彙力が増える・文法力がつく・会話力がつく

 

以下が中学生の場合です。

具体的な能力

英語の言語野をつくる・英語⇔日本語の転換能力・語彙力が増える・高い文法力・コミュニケーション能力

従って学校の成績でも、受験でも、使える英語でも、トーイックでもトーフルでも英語に関する 何に対しても対処できる英語力がつきます。

それではどうやったら脳の言語野に英語の場所を作ることができるのでしょうか?
ウザワシステムの基本となる大切なアクティビティー(活動)です。

「CD付きの英語の本をかけ流し、それを音読して、訳して、暗記して、単語を覚える」