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形容詞編 その4 後置修飾③ 前置詞+名詞

今回は後置修飾の3回目です。 形容詞って??という方は形容詞の全体像をご覧ください。 前回までの記事…形容詞編その1:分詞・動名詞 形容詞編その2:不定詞(後置修飾1回目) 形容詞編その3:分詞(後置修飾2回目)

そもそも、修飾って何??という方は「修飾とは」のページをご覧ください。

前置詞+名詞

Ken is the boy with blue eyes. ケンは青い目をした男の子です。

前置詞句は後置修飾の中でも一番使われることが多く、あまり難しく感じることもないと思います。

例文を見ると、the boy with blue eyes の部分が名詞の塊です。the boy(男の子)という名詞にwith(前置詞)+ blue eyes(名詞)【青い目をした】という前置詞+名詞(前置詞句といいます)がくっついた形です。前回同様、後ろから名詞を説明しているのがわかると思います。

people in Fukushima (福島の人たち)the cat on the table (テーブルの上の猫)などなど。 これは不定詞や分詞に比べたら見抜きやすいと思います。

前置詞句が形容詞・副詞になる場合の見分け方

ただ、注意が必要なのは…

前置詞+名詞は形容詞副詞になる

ということです。
 
以下の2つの文を比較してください。(「表現英文法 GFE」より引用)
 
 
①I wash the car in the garage.  ガレージ車を洗う
②I wash the car in the garage.  ガレージ車を洗う
 
 同じ文章なのに意味が違う…①は形容詞句として使われる例 ②は副詞句として使われる例です。(*副詞句は副詞編で書かせていただきます。)
 
このように、前置詞+名詞は形容詞と副詞、両方の働きをするのです…上の2つの文を見てわかるように、形は同じ。文脈で判断するしかありません
 
①は今回ご説明した例です。the car に in the garageが後ろからくっついて、the car in the garage (ガレージの車)という名詞の塊を作っています。ガレージの→車
 
 
②はin the garage が副詞の役割をしています。(*副詞は名詞以外につきます)in the garageは洗う(wash)という動詞にくっついています。 ガレージで→洗う
  よって、「副詞」ということです。
 
びみょ~に違いますよね。
この辺りはたくさんの英文に触れれば自然に使い分けられると思いますので、あまり深刻に考えない方がいいかと思います
 
 
今回の話は以上になります。最後まで読んでいただいてありがとうございます。
  • B!