こちらのツイートでも書いたのですが
https://twitter.com/honda_juku/status/1354985781488545793
英検のライティングって、異常に配分が大きいと思う。 大問の1/3がライティングたった一問、、、 ライティング学習は、コスパ高すぎです。 しかも、型が決まっているので、型通り、使える表現をストックしておけば、楽に8割は狙えます 今すぐライティングを始めましょう。
どういうこと?と思うかもしれませんが、結論から言うと、英検はライティングがバグ状態です。
英検合格に近づくには、ライティングをまずは、マスターしましょう。
特に、一刻も早く英検を合格したい。英検合格の裏技を知りたい。こういう方には役に立つ記事だと思います。
英検は、ライティングが書ければ合格する
なんでこんな事を書いたかというと、英検のHPをのぞくと、こんな一文が。
1.技能ごとにスコアを均等に配分しています
技能ごとに問題数は異なりますが、問題数に関係なく、各技能にスコアを均等に配分しています。
したがって、技能ごとに1問あたりのスコアへの影響は異なります。
ただし、同じ技能の問題であれば、どの問題で正解してもスコアへの影響は同じです。 (英検HPより抜粋)
スコアが均等、ということは、ライティング、リスニング、ライティング・・それぞれ、同じ配分だということになります。
そして、下の図が書いてあったわけですが・・・
多分、気づく人も多いと思うんです。
ライティングの配点、高すぎない???
だって、ライティングって、たった1問ですよ。
その1問を確実にやったら、準1級だったら、750点もらえてしまうわけです。
筆記の意味不明な単語の暗記、リーディングを頑張っても、750点。
作文で1つエッセイを書いたら、750点
しかも・・今回は詳しく書きませんが、英検の作文は結構採点がゆるい・・
普通に考えて、バグっていますね。今まではこんなことなかったんですが、
英検の採点法がCSEスコアになった事によって、恐ろしくライティングの比重が増えたんです。
けど、受験生の大半が、この意味をわかっていません。
これがわかったあなたは、単語の暗記よりも作文対策をしたほうがコスパが何倍もいいことに気づくと思います。
英検のライティングが難しいと思う方へ
けど、ライティングが難しいんですよ・・という方もいるかも知れません。
けど、はっきり言ってリーディング、リスニングにくらべて一番簡単です。
こちらの記事(小学生でもかける英検3級ライティング)を読んでいただければわかりますが、作文の配点は、
観点1: 内容
観点2:構成
観点3 : 語彙
観点4 : 文法
この4つです。3級から1級まで、この4つをクリアすれば満点です。
英検ライティング「内容」
内容については、自分の意見がけていて、その意見をサポートする具体例が書けていればまず問題ありません。
英検ライティング「構成」
構成については、基本 主張 理由2つ(準2級以降は 意見+具体例)まとめ だけです。
基本的には、主張⇒具体例でかけばOK
詳しくはこちらの記事を
2級以降は、構成は、接続詞などを使って書けばいい、とのことなので、However , For example, Thus, などのディスコースマークを使いましょう。
※ちなみに準1級以上を狙う人は、「論理」は知っていて絶対損はありません。
とくに、ライティングだけじゃなくて、リーディングでも必須の知識。文章の流れを意識すると、どの段落に何が書いてあるかがわかるので、早く、正確に読めるようになります。
意外に便利なのは、国語の現代文、特に、出口氏は論理的読解の大御所です。
簡単に理解できる本も多いので、ご一読ください。
英検ライティング 「語彙 文法」
ここまではどちらかと言うと国語力、作文の力が試される無いようなので慣れればなんとかなります。
しかし、一番の難関は、英語でどうやって書くの?という問題ですよね。
語彙と文法です。
けど、安心してください。そこまで難しい文法や語彙を使う必要はありません。
そもそも、たとえば1級の単語や文法を作文に使おうと思っても、無理な話です。
少なくても、私は日常生活で英検1級の語彙、文法を使って作文や会話をすることは、ほぼできません。
ほぼネイティブレベルの人は別ですが・・
高校レベルの文法でも、合格はできます。英検1級保持者も、ピンキリ・・ということです。
2級だって、中3レベルの文法、語彙が使えれば、十分合格できます。
では、具体的に、どんな勉強をすればいいのか・・・と思いますよね。
理想は、たくさんの英語に触れて、ホンモノの作文力をつけること。
これは当然です。・・けど、これを読んでいる方は、最短、最楽で合格したいんですよね。
昔、スーパーマリオをやっていた人はわかると思うんですが、コツコツステージをクリアすることもできますが、「謎の笛」みたいのを見つけて、先のステージに飛んでいけるチート技がありましたよね。
試験も、あるていど「謎の笛」のようなチート技を身に着けなければなりません。
それが、使える表現をストックする、という方法です。
こちらの記事(1級の表現ストック法)にも書いていますが、
2級まではそこまで苦労せずともストックは集まります。
例えば、Now we live in a global society〜(私達は今、国際化社会に生きている)とか、the world is becoming more and more globalized 〜(今世界はますますグローバル化している)のような文章は、
英語の早期学習の必要性、訪日外国人は増えるか、留学は必要か、コミュニケーション、文化、、、あらゆるところで使えますよね。
国際化だから留学は必要、外国人は増える、などなど
その他、It costs alot to〜(〜するのはお金がかかる)を覚えておけば、
ペットはお金がかかる、学費は高いからバイトは必要・・などなど、いろんなところで使えます。
こういった表現は、ストックしておきましょう。
面倒・・と思う方もいるかも知れませんが、他のリーディングやリーディングはやってすぐ効果はでません。たくさん読んだり、単語を覚えたり、リスニングもコツコツ練習しなければ力が付きません。
けど、ライティングは、覚えて使うだけで即効性があります。
ネタ元は、過去問、模擬テスト形式の問題集です。リンクを張っておきますね。
弱者の戦略
私は、英語ネイティブではなく、福島の片田舎で育った純ジャパニーズです。
高校生まではバリバリの受験英語で育っています。
ネイティブの人は、スラスラ英語が出てくるでしょう。そういう方の意見は、私はあまり参考にできませんでした。
だって、ネイティブじゃないですから・・
非ネイティブには、非ネイティブの戦い方があります。
コツコツストックして暗記する、、ちょっと地味ですが、簡単ですし、やってみてはいかがでしょう。けど、もちろん、多読、多聴はやりましょうね。
と、いうわけでまとめです。
英検の作文は配分が以上に高く、バグ状態。
いつまで続くかわからないけど、このバブル状態を利用しましょう。
3級、準2級はテンプレ暗記でOK
準1級以上は、簡単な論理関係、ディスコースマーカーを覚える。
そして、すべての級で、使える表現をストックして、使ってみる。
これだけで750点。
お得です。
英検1級ライティング合格のロードマップは、こちらの記事をご参照ください。英検ライティング合格のテンプレート