日本の競争力が落ちたと言われていますね。
確かに、買い物はAmazon、パソコンはWindows、スマホはアップル、Facebook・・・ほぼアメリカ企業ですし、グーグルは毎日使いますし、海外に行くと、サムスンとか、中国ブランドばかりで、日本のブランドはあまり目につかなくなりました。
その原因は?と言われると、たくさんあると思います。
原因の一つを挙げるとすると、「出る杭は打たれる」という日本的な国民性にあると思います。
日本人は昔からムラ社会で生きてきたので、遺伝的にも「空気を読む」という事がとても大切にされてきたと思います。
それはそれで良いのですが、行き過ぎると「出る杭は打たれる」という事になってしまいます。出る杭を打ちまくった結果、日本は国際競争からはかなり遅れてしまいました。
同じように、英語学習でも、例えば、radioをレイディオと発音すると、バカにする人が必ず出てきます。帰国子女が日本の学校でわざと日本語発音にしてしまうのは、よく聞く話です。
あなたが自分を変えようと本気になると、「意識高い系」「ガリベン君」などと言って、出る杭を打ってくる人が必ず現れます。
前に進もうとする人を、「意識高い系」と笑う国民性が日本を蝕んでいます。
それに巻き込まれないために、自分を高めることを放棄している人の言葉は、スルーする
「スルースキル」というのがとても重要になります。
出る杭が打たれない方法
日興証券が、YouTubeチャンネルで、なぜか「おしえてイチロー先生」という動画を出しているのですが、これがとても面白いです。イチロー選手が、小学生や大人の質問に答える、というものなのですが、
「出る杭は打たれないためにはどうすればいいですか?」と質問した子供がいたのです。
そのときのイチロー選手の答えが
「もっと出ればいい」
「もっと突き抜ければ、こいつにはかなわない、と思われるようになるから、だれも杭を打つことは無い」
という事を言っていました。
英語学習でも、中2はこのレベル、のような決まりはありません。
小学生が英検2級に挑戦しても、中学生が英検準1級に挑戦しても、いいのです。
私は、学校や世間の決めた英語のレベル、というものは完全に無視していますし、高校入試のせま~い英語試験などは完全に気にしていません。対策はしますが・・
そんなところは見ずに、突き抜けてほしいと本気で思うからです。
これからも、出る杭は打たれない英語教育ができたら楽しいかなと思います。