小中学生による、苦手科目に対しての言い訳、ベスト3に毎回入り込むであろう、決まり文句があります。
それは「学校の○○(科目)の先生が嫌いだからです」
何度聞いたことか・・・
しかも、このセリフは、大人は結構納得してしまう気がしませんか??大人も、嫌いな先生の一人二人はいたはずです。そんな子供と大人の共通認識が、絶妙なハーモニーを奏でた結果、「そっか、わかるなぁ」と思ってしまう、謎のセリフ。
それが、「学校の理科の先生が嫌いだから、理科がだめです」的な発言。
環境のせいにするのは負け犬のすること
しかし、よくよく考えてみれば、担当の先生が好き、とか嫌い、というのは、どうしようもできないことです。無理に好きになりなさい、というのも無理な話ですし、替えてもらう事も無理でしょう。
確かに、嫌いな人の言葉というのはRASという脳のフィルターシステムで除外され、脳に入ってこなくなるのは確かです。
けれど、直接的な原因は、自分の勉強不足であることは明らかです。
そこを見ず、「学校の先生が嫌い」という外部的な、周りのせいにしてしまうことに、意味があるでしょうか。
大切なのは、周りや環境のせいにするのではなく、成績が悪い原因を知り、自分で対処していくことです。
「頭のいい人は良いな~」という発言も同じです。
自分の努力不足を巧妙に隠す考え方です。成績がいい人は、(確かに能力が異常に高い人もいるかもしれませんが)勉強量が多いです。やることをしっかりやっています。
中には勉強をあんまりやっていない(ように見える)のに成績がいい人もいますが、そういう学生は効率のいい方法を知っています。
あなたは、自分ができることに集中する必要があります。
自分がどうしようもできないことに意識を奪われて、他人のせいにしていませんか?
他人や周りのせいにするのをやめて、自分の成績は、自分で何とかする、というちょっとしたマインドチェンジで、あなたの成績は急向上します。