小学生から英語が「教科」になり、高校、大学入試も変わる…そんな中、「うちの子の英語が心配…」と悩む保護者の方もいらっしゃると思います。
英語教室もたくさんあって、どうやって塾や英語教室を選べばいいのかわからない…とにかく、みんなが行っている教室にしようか。広告でよく見るところがよさそうだから、そこにしようか…どのチラシを見ても、4技能…「4技能が伸びる」と言われると、よくわからないけど、なんか英語ができるようになる気がする…
そうやってなんとなく通った教室だったけれど、4技能は名ばかりで「歌やゲーム」で英語を学んでいる…筆記や暗記ばかりで学校の勉強の延長のように感じる…ネイティブの先生がいても、何を話していいかわからない…このようにならないためにも、英語学校を選ぶ「目」を持つことが大切です。
このような中で、ウザワ式の英語学習を選ぶべき理由をご紹介します。
もくじ
「古いもの」にある価値
「ウザワ式」英語は、鵜沢先生が個人で英語教室を始めて40年以上の歴史があります。
「古いもの」より「新しいもの」に目が行くのは人間仕方のないことなのですが、「古いもの」には価値があります。
塾を企業して、5年で10社中9社は潰れるのだそうです。英語一本で40年東京で生き残ってきた英語塾には、その理由があります。40年以上残ってるという事実が、過去何千人と高いレベルの英語力を身につけて卒業された方たちに評価されてきた証明です。
例えば、空手でも、経験豊かな黒帯の老人が教えるのと、3,4年空手をやって、「私は強いです!」と根拠がないことを言う若い白帯の人のどっちを信頼するでしょうか。
キリスト教も仏教も、理由があって何千年にもわたって今に続いているのです。
本物は地味
本物、真理や本質と言えるものは実は地味でシンプルです。
確かにプロレスのような派手なパフォーマンスは人目を惹くかもしれません。しかし、スポーツでもビジネスでも哲学でも宗教でも、突き詰めると、「本質」というのは地味なのです。
イチロー選手も、言っています。
小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。
天才イチローを作ったのも、毎日の素振りやスローイング、ストレッチと言った地味なことの繰り返しです。
試合の派手なパフォーマンスを支えているのは、日々のルーティンワークです。
地味なものは退屈なので、みんな派手なエンターテイメント性やニュース性の高いものに目が行きます。「これだけでTOEIC満点」「小学生がこれだけで英検1級」このような文言は、派手なパフォーマンスをする覆面プロレスラーや、野球のホームラン集だけを見ているようなものです。
人目を惹く「派手なもの」ばかりに惑わされない方がいいと思います。
英語学習も、毎日の英語のリスニング、音読、読書などの地味なことの繰り返しが、本当の英語力を生みます。私はそれが本質であると思います。
英語に「今すぐ」「対策」などない
「今すぐ」系の文句は気を付けた方がいい
最近、広告や、英語の本でよく見るキャッチコピーは「これだけでペラペラ」「3語だけでペラペラ」「一週間でペラペラ」…と言うものです。
もちろん、海外旅行で買い物ができる、簡単なあいさつができる、英検3級といったレベルを「ペラペラ」と定義するのであれば可能だと思います。しかし、これを読んでいる小中学生の保護者の方や、英語を伸ばしたい学生の人は、その程度のレベルの英語力を望んでいる方はいないと思います。
語学を本気でやってみるとわかりますが、語学は一朝一夕で身につけられるものではありません。とても奥が深いものです。
もし友達の子供が、野球教室に通いたいとして、「たった1か月でプロ並みの技術!」と謳う野球教室に通うと言ったら、間違いなく止めると思います。「すぐショパンが弾けるようになるピアノ教室」も信じがたいと思います。なぜか英語教室は信じてしまうから不思議です。
試験特化型の教室は考え直した方がいい
「TOEIC対策」「トーフル対策」「英検対策」のような特化型塾が人気があるようです。大学で民間試験が取り入れられると言われているのでなおさらです。
そもそも、英語を学ぶのに「対策」のようなものは存在しません。確かに、TOEICの点数だけを伸ばすことはできます。しかし、私はTOEIC900点越えでも英語が話せない人を何人も知っています。検定も持っていると得をすると思うかもしれませんが、資格を持っていれば何とかなる時代はとっくに終わっています。
目先のテスト対策のレッスンに高額を投資する理由があるのでしょうか。先に書いたように、基本的な聞く、読む、書くといったことをコツコツ繰り返すことで本物の英語は身に付きます。広い英語力を身につけ、どんな試験にも対応できる力をつけることの方が、長期的に見ると得をします。
「少水常流如穿石」
最後に、福島市をベースに活躍する室屋義秀選手(飛行機のエアレースアジア初の年間優勝)のホームページにある言葉を紹介します。
「少水常流如穿石」(しょうすいのつねにながれて いしをうがつがごとし)
この禅語は、「雨水のようなわずかな水でも絶え間なくぽたぽたと落ち続けていれば、石に穴を開ける」ということを意味しています。
世界一になった室屋さんでさえも、才能に恵まれていないことを感じていたそうです。1ヶ月や1年といった短期間でなく、数十年間にわたって夢に向かって毎日毎日、コツコツ一歩一歩進んで世界の頂点に至ったそうです。
派手なものは魅力的に見えます。本質が見えにくい今だからこそ、地味でも英語学習の本質を追求しているウザワシステムの英語学習に目を向けるべきかと思います