ウザワシステムとは
日本の学校での英語学習は、「文字」から入るのが普通です。
しかし、ウザワシステムでは、「耳から入る」英語を学習を重要視しています。「視覚」から英語に入ると、お勉強が得意な子供以外はすぐ挫折してしまいます。
「文字」から教わって文章を分解してSVO・・と読み解く、単語の暗記、重要単語の暗記・・それでは使える英語になりません。受験英語をいくらやっても、日本人の英語力は下がり続けています。
まずは「英語のCDの聞き流し」を1日15分〜30分続けるだけで、英語学習の7割は習得できます。
あとは週一で教室に来て、ウザワシステム独自のシートを使って音読して、訳して、暗記して・・大量の英語を頭の中にインプットしていきます。
Step 1 英語のCDを1日15〜30分かけ流す
「かけ流し」とは文字を見せず、聞くことを強制せず、文字通りCDをただかけておくだけです。本当に聞いているかしら、などと大人は気にしないで下さい。
とにかく同じ物語を、半年近く聴き続けます。他のも聞かせたほうがいいのかな・・という焦りは禁物です。
聞くタイミングは、子供が何か別のことをしているとき(音が出ないもの)、例えば学校の宿題をしているとき、漫画を読んでいるとき。生徒たちは学校から帰ってきたらまず再生ボタンを押して、だらだらしている時が一番いい、と言っています。
こういう聞き方をすると、英語の音はまったく日本語の検問を受けずに楽に脳に入り込むことができます。
Step2 英文を音読して訳す
授業では、かけ流しした物語を音読します。英語を始めた子が英文を読めるの?と心配するかもしれませんが、ウザワシステム独自のカナ付きのシートを使うので、誰でも音読できます。CDを聞いて頭に英語野ができている子供は、カナがついていても日本語英語にはならず、正しい発音で音読できています。
訳については、「むかしむかし〜がいた」「むかしむかし小さい男の子がいた」というように、日本語を足しながら訳していきます。このやり方だと、英語が初めての子供でも訳をすることができます。
返り読みになるのでは?と心配されるかもしれませんが、慣れてくると音読しただけで文全体の意味を取れるようになります。
「意味をとる」というのが大事なところで、いわゆる和訳とは違い、英文そのものの意味をとっていくイメージです。
Step 3 音読して意味をとった英文を暗記する
次に意味をとった英文を暗記します。
無理に暗記させるのではなく、日本語を見ながら音読、英語を見ながら音読・・というのを繰り返します。頭に英語が増えてきた生徒は、英文の暗記が途端に速くなります。
Step 4 単語を覚える
最後に、単語を覚えます。ウザワシステムでは、単語帳のような単語の羅列ではなく、必ず文章で使われている単語を覚えます。
単語だけの丸暗記をする生徒を見ていると、必ず読解で単語がわからないとつまずきます。英文丸ごと覚える中で単語を覚えてきた生徒は、全体の中で単語の意味を理解するので、推測しながらスラスラ読めています。
Step 5 個別での活動
CD教材以外の活動は、個人の進み具合で変わります。基本的に学校のスピードに合わせますが、あまり学年で縛ることはしません。
小学生から中学のワークに入るのは普通ですし、中学生が高校ハイレベルの問題集に入るのも珍しくありません。