「日本人はLとRの発音が苦手」
よく聞きますよね。発音をよくするには、もちろんたくさん聞くこと。それと、発音のルールを知ることもとても大事になります。英語圏の子供も「フォニックス」という英語のルールをしっかり学んでいます。今回はその中でも多くの人が悩む R の発音について書いてみます。
RとLの発音の違い
Rの発音は舌を丸めると、それっぽくなります。って教わったと思います。
しかし、いちいち舌を巻いていると疲れるので、私子供たちには「舌をどこにもつけないで、ウーって言って」と教えています。
実際、ネイティブもいちいち舌は巻かないのだとか。
flyは「ハエ」、fryは「揚げる」
arとerの違いと発音のコツ
さて、本題に戻りますが、Rの発音方法は上に書きましたが、いろいろなRがあるのです。例えば・・arとerはどっちも「アー」って発音しそうなんですが、違う発音なのです。
たとえば、
① arの発音 hardの場合
arは「口を縦に開け、o「口を大きく開けたア」の音を出したらすぐ舌を丸めrの音をかぶせます」
例 car bar star far
arは、子音の直後にarがつくパターンが多いです。
② er/ir/ur/worの発音の発音 heardの場合
sh(シュッ)を発音した時の舌の位置。口の中央で曖昧な位置でr
例 service person bird girl
①と比べて、あまり大きく口は開けません。
百聞はワンルックにしかず、ということで下のビリージョエルの「Honesty」を聞いてみましょう。
0:58~を聞いてみてください。
「Honesty is hardly ever heard~♪」(「誠実」ってあんまり聞かないね)
やっぱり違いますね!hardlyは、口をおっきく開けて歌ってますよね~
heardは口をあまり開けてません。
ちなみに、今回紹介したような発音(フォニックス)はこの本をお勧めします。
この本に書いてある101の方法で、発音はほぼすべてマスターできます。
今回の話は以上になります。最後まで読んでいただいてありがとうございます。