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英検準一級~の読解問題をスラスラ読めるようになる思考術とは

今日も、英語学習にとても重要なマインドセットについて書いていきます。

特に、「学習法」「長文読解」で役に立つ思考法です。英語学習で失敗する理由のほとんどは、「途中で止めてしまうから」です。

今回の話を理解できれば、あなたは英語学習で挫折せずに、他人より楽に英検準一級以上のレベルに近づくことができると思います。

 

こんな方におすすめ

  • 英語学習で失敗しない方法を知りたい
  • 学生時代、英語学習で挫折したけど、もう一度チャレンジしたい
  • 高校時代のSVC・・のような授業で挫折した
  • 英検準一級、一級の読解問題を読めるようになりたい。

 

 

英検準一級以上の合格のために必要なマインドセット

結論から言うと、「完璧主義を捨てる」ことです。

完璧主義になると、必ずと言っていいほど英語学習に失敗します。

英語学習は、正しい方法で「継続」できれば誰でも成功します。
しかし、「完璧主義」に陥ると、途中で挫折することが多くなります。

これはやってはダメ

例えば、絶対単語集を一冊「完璧に覚える」
この文法書を「完璧にする」
読解問題はすべて完璧に意味をとりたい

確かに、「意気込み」は大切です

けれど、単語集を完璧に覚えなくても英検準一級、一級には合格できます。私が証明しています。
私は1級の単語帳の暗記は無理でしたが、合格できました。
私のほかにも、単語はあんまり・・という人で英検準一級以上に合格した人はたくさんいます。

とにかく、受験英語で洗脳された「100点でなければいけない」という
謎の思想から脱却してください。

英語の暗記は「染物」に似ています。

忘れて→覚えて→忘れて→覚えて 

覚えたら忘れてもいい、くらいの気持ちでやるのが一番です。

この繰り返しが長期的な記憶になっていきます。ペンキで一気に塗っても、すぐ剥がれます

定期テスト的な学習法は、英語学習に持ち込まないことをお勧めします。

この方法は、「分散学習」と言って、証明されています。

*分散学習とは、一度にすべてやるのではなく、今日少し、明日少し・・というように勉強することです。

詳しくは、「英語は歴史から学べ」鵜沢戸久子著に英語学習の全てが
濃縮されています。

英検準一級以上の読解問題の読み方

「完璧主義を捨てる」ことの重要性がもろに現れるのが、「長文読解」です

完璧主義で真面目な人は、長文を「すべて」訳せなければダメだと思ってしまいます。
文章を最初からじっくり読んで、英文にかじりつきます。

逆に、よくわからないけど、読んでみま~す、的に、肩の力を抜いて読む人は、全体の意味をとろうとします。

ここが鬼のように大事です。

完璧主義な人は、枝ばかり見て、
そうでない人は、森を見ようとします。

スマホに「グーグルマップ」が入っていますよね。道を調べる時に使う人も多いと思います。入ってない方は、車の「ナビ」を想像してください。

そのグーグルマップが、家から10メートルの範囲しか表示されなかったらどう思いますか?
ゴールまでどう行くの??と思いますよね。

完璧主義の人の英文の読み方は、これです。

普通、ゴールまでの道のりを、拡大して、おおざっぱに把握しますよね。

これが、英検準一級以上に合格する人の英文の読み方です。

俯瞰(ふかん)して英語を読むことが、カギです。

どうやれば、そうやって読めるんですか??

と思うと思いますが、1つは、多読です。辞書なしで読みまくることで培われます。

もう一つは、苦手な人はスルーしてもだいじょうぶですが、
「パラグラフリーディング」という方法を私はおススメします。

英検1級の長文、難関大受験の長文、留学の英語力に必須のパラグラフリーディング

今回は長文読解の読み方をシェアします。難関大学を狙ったり、英検で1級を取りたいという方はたくさんいると思いますが、楽な、くだらないテクニックに走った人から潰れていきます。大事なのは正統派の学習です。 ...

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パラグラフリーディングも完璧に理解する必要はありません。

パラグラフに言いたいことは1つ。全体でトピックは1つ。筆者は、カタチを変えて繰り返す。

この原則が分かれば、「この部分はわからないけど、たぶん後でもう一回具体例かなんかで繰り返すでしょう~」という心構えで読むことができます。

これを知らなきゃだめ、ってことはありません。こういうのが苦手な人は、好きな分野の英語をたくさん楽しんで読むのが一番と思います。

まとめ

と、いうわけで、まとめると・・

今日はここまで完璧に覚えるぞーー!という根性論を捨ててください

必ず、途中で挫折します。

英文を読むときも、肩の力を抜いて、そのうち分かるでしょ~くらいのおおらかさで読んでください。

英語はマラソンです。短距離の理論を持ち込むと、失敗します。

たまに、○○するだけ、2週間で・・のように、マラソンで「どこでもドア」が使えるような幻想を持たせる教材がありますが、それが本当に効果があるなら、一刻も早く教えてください。

ツライこと、キツイことはしなくてもいいので、今日やれることを少しずつ
コツコツ長期的に「継続」するだけで、あなたも必ず英語をマスターできます。

  • B!