今回は英検1級、準1級を目指す方のために、私がやった英作文(エッセイライティング)の勉強法、書き方をシェアしていきます。
小さいときアメリカにいました~というような方は、スラスラと日本語で小論文を書く感覚で書けるでしょう。しかし、、とにかく、英検でも、TOEICでも、我々純ジャパニーズにとって、「ライティングとリスニング」って、かなりの鬼門ですよね。大学受験をやってきた人にとって、長文読解はあまり壁が高くないんですが、、私のようなおっさん世代は特に、ライティングとリスニングはキツイ・・お察しします。
そんな純ジャパニーズたちを救うのは「テンプレート(型)」です。以前、小学生でも書ける3級ライティングの記事を書きましたが、今回は準1級以上向けです。
今回は書くための基本的な情報です。私自身、ライティングは試行錯誤の連続でしたので、これから挑戦する方のお役に立てれば幸いです。
こんな方のための記事です
- これから英検準1級・1級のライティングに挑戦する
- ライティングで書く内容をどう考えればいいかわからない
- 1級レベルの英文をどうやってかけばいいかわからない
- まず1文をしっかり書けるようになりたい
- ライティングで必要な表現や単語をどうやって覚えればいいのか、何を覚えればいいのかわからない
ライティング学習の全体図
はじめに、1級用のライティングの学習法の計画表です。↓ あくまで参考までに見て下さい!!(重要)
分かりにくいかもしれませんが・・左から順に初期から受験日まで、何をすればいいのか?をざっくり表にしています。
①内容 | 課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由)が含まれているかどうか |
②構成 | 英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか |
③語彙 | 課題に相応しい語彙を正しく使えているか |
④文法 | 文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか |
↑こちらは、1級のライティングの配点です。今回の記事は③語彙④文法のセクションで合格点をとるためのものです。
文法の本質を学ぶ、文法的に正しい文章を書く、英文・表現・語彙ストックについてシェアします。
そもそも、正しい英文を書けていますか?(文法の本質を学ぶ・文法的に正しい英文を書く)
ライティングに限ったことではないのですが・・リスニング、リーディング、会話でも・・私は英文法がとても重要!だと考えています。ライティングの前提となる重要なことなので、長くなってしまいますがお付き合いください・・
幼少時代に海外で生活していた人などは、「文法なんて知らなくても話せるし~」と言っていますが、高校生以上が英検1級の学習を始めるなら、英文法はシャレにならないくらい重要です!!
ただ・・残念ながら、学校で学ぶ文法(丸暗記の文法)は意味がないかもしれません・・もしあなたが、穴埋め問題や並び替え問題の文法、とりあえず変なルールばかり暗記した文法、不定詞名詞用法の使い方も知らずに何となく覚えさせられた文法・・のような文法学習しかしたことがない・・のであれば、残念ながら1級のライティングには使えない可能性が高いです。
例えば・・簡単な文で恐縮ですが。。「将来、世界はより平和になるというのが私の意見です」と英語で書く場合。My opinion is that the world will become more peaceful in the future. のように書きますよね。
このくらいの文章、考えないでも書けますよ。という方は、小・中学時代にかなりいい英語教育をされたのだと思います。そしてこれが理想です。
もし、絶対無理!!と思うなら、本質的な文法を学ぶのが近道です。
日本語と英語は全く違う
英語と日本語の絶対的な違いは、「語順」です。日本語は語順が変わっても、助詞を使い分ければ意味がかわらりません。「私はサッカーが好き」でも「サッカーが私は好きです」でもOKですよね。
英語は、語順ががっちり決まってます。I like soccer.を Soccer I like. とすると、全く意味が変わってきます。
つまり・・SVOのような語順のパターン(5パターン)を理解し、それぞれのパーツにブロックをはめていく感じで英文を置いていく感覚。その「ブロック」の作り方を学ぶのが英文法を学ぶ理由です。
先ほどの例だと、SVCの第2文型に、That節の塊をCの場所に置いているだけです。
「thatはSVの文章を作れる、だから意見を書けるな~」「thatは名詞節だから、主語はmy opinionの補語にしよう」のようなことを無意識で考えられるというのが「文法がわかっている」という状態です。
文法は基本的なルールなので、知っていると変な英文を書く確率が低くなります。地味ですが、本質的な文法を学んでください。本質的な文法知識というのは本屋で売っている教材には転がっていません。そして、我流で学んでも無理です。私が、文法を学ぶ人すべての人に手に取ってほしいと願う教材は、迷わず分かる! 解ける! 英文法!
次回は・・1文を書けるようになったけど、英検1級の英作文で使えるような難しい表現はかけないよ~という方のための記事をシェアします。今後も惜しむことなくシェアしていきまーす。