直接話法の書き換え問題でよく見るのは、If whether 問題です。例えば、、、
私は彼に「明日東京に行きますか?」と尋ねました。
I asked her, “Are you going to Tokyo tomorrow?” → I asked her ( ) she was going to Tokyo the next day.
( )の中は、if (= whether) を入れるというもの。
高校生から、if と whether は違いがあるんですか??と質問がありました。
if と whether は「名詞節」という分野です。名詞節についてわからない場合は、こちらをご覧ください。
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名詞編 その5 whether と if が主語と目的語と補語に置かれる (Wh節)
名詞編の5回目となります。★名詞の全体図 句→1回目:無生物主語、2回目:不定詞 3回目:動名詞 節→4回目:That節 *節はS(主語)V(動詞)がある 句はSVがありません。 前提:名詞は、 ...
If whether の使い分け
どちらでもOKな場合
例題のように、Are you going to Tokyo tomorrow? 東京に明日行きますか?のように、yes / no 疑問文が他動詞の目的語になる場合。(今回は、ask の目的語)
この場合は、どちらでもOKです。
I asked her if (whether) she was going to Tokyo the next day.
*ただし、口語では If の方が多く使われます。
もう少し厳密に言うと、if は「疑問」を前提とする動詞の目的語に限ります。例えば、ask の目的語になる場合は、ask と whether の割合は9:1です。know や wonderもほとんど if です。
しかし、例えば、discuss (議論する)のように、「疑問」を前提としない動詞では、if は使わず、whether になります。
We will discuss whether ( × if ) we should execute that plan. 私たちは、その計画を実行するかどうか議論した。
Whether しか使えない場合
主語になる場合
Whether he will succeed (主語)depends(述語) on his efforts. 彼が成功するかどうかは彼の努力にかかっている。
このように、主語になる場合はifはつかわれません。
補語になる場合
The question is(動詞) whether he will get well before the entrance examination(補語). 問題は彼がテスト前に元気になるかどうかです。
このように、補語に置かれる場合も、ifは使いません。
前置詞の後の場合
His success depends on whether he works well under pressure. 彼の成功は、彼がプレッシャーの中でいい仕事ができるかにかかっている。
このように、onのような前置詞の後に来る場合も、if ではなく whether が使われます。
意外にわかりにくいので、整理しましょう!