オーストラリアで仕事をしていた時のこと。上司によく言われていた事があります。
それは・・・「Don't be sorry.」(誤ってばかりいるな)という言葉。
日本人って、「申し訳ございません」「すみません!」というのが言うのが当たり前ですよね。けど、欧米では「sorry」と言ってしまうと非を認めることとも言えるので、むやみにソーリーは言わない方が良いそうです。
とはいえ、ちょっとしたミスや待ち合わせに遅れた、など、どう考えてもこちらが悪いという場合もありますよね。そんな時、sorryばかり言っていると、sorry の意味がうすまってしまうことも・・・ほんとに悪いと思っているの??なんて思われることもあるので、要注意です!
もちろん、「言い方」というのもあります。同じI am sorryでも、軽い感じで「そ~り~」と言うのと、心をこめてI am sorryというのでは伝わり方も違いますよね。
今回は「言い方」は置いておいて・・・ともかく、謝罪の表現はsorry意外にもたくさんありますので、表現を増やしていきましょう。英語表現がさらに洗練されていきますよ!
軽く謝る場合
まず、「ごめ~ん!」みたいに友達同士などで軽く謝りたい時に使える表現です。待ち合わせに遅れたときなど、「ごめんね~」という感じで言いたい時ありますよね。そういう時は、My ~ で表現することが多いです。例えば・・・
It was my mistake. 私のミスです
小さなことでも、自分が原因のミスってありますよね。11:00だったのに、10:30って伝えちゃった~のような場合。故意でなくでも、自分が悪いな~と言う場合。「ごめんなさい!私が悪かったです!」のような感じで使える表現です。I made a mistake!でもOKです。
My mistake! My apologies! 私のミスです
同じような表現ですが、もっと短く言える表現で「My mistake!」や「My apology」というのもアリです。ビジネスでも使える表現です。「この書類じゃないよ~」「あ、すみません→ah... my apology, I made a mistake」のような感じで使えますね。
くれぐれも、ビジネスで多きなミスをしたときは使わない方がいいです。
It's my fault 私のミスです
my mistake(apology) とほとんど同じ意味ですが、ちょっとくだけた表現です。あ~すみません~という感じですね。
My bad!
My mistake 、My faultより、さらにくだけた表現にしたい時、My bad!という表現もあります。友達同士や仲のいい同僚の間ではとても使いやすい表現です。ゴメンゴメン~という感じで、一番軽い感じで使えます。深刻な時には使わない方が良いですね。
くれぐれも、I am Bad!と言わないでください。I am bad!と言ってしまうと、「私は悪人です」のように聞こえますので、言われたほうはリアクションに困ります(笑)
真剣に謝罪したい場合
これまでは気軽に使える謝罪表現でしたが、もっと真剣に謝らなければならないシチュエーションもありますよね。考えたくないですが、仕事で深刻なミスをしてしまった・・自分のミスで誰かを傷つけてしまった・・・
そんな時は、My bad!だと、「なんて軽い奴!」というようになってしまいます。
I owe you an apology.あなたに謝らなければならない I want to apologize. 謝りたい
oweというのは、「借りがある」という意味です。I owe you 1000 yen. あなたに1000円借りがある。のような意味です。
apology は謝罪という意味ですので、謝罪しなければなりません。という意味になります。
こちらは先ほどまでのMy~よりもちゃんとした謝り方ということになります。
真剣な謝罪で、さらに説明責任がある場合
同じように、真剣な謝罪の場面で、「○○に」「△△という理由で」謝りたい、としっかり言う表現も覚えておきましょう。高校生の時に大学入試対策で覚えた熟語表現を思い出してください。 apologize to A for B、やりませんでしたか??実はこれ、ビジネスシーンなどではsorryよりもずっと適した表現です。
apologize to 人 for コト
I want to apologies to 人 for コトと言う表現で、誰々に、~の事で謝りたいです。という表現ができます。もちろん、to 人を取って、for だけでも大丈夫です。
I want to apologize for being late. 遅れて申し訳ありませんでした。 このように言うと、目上の人にも使えますね。目上の人にMy bad! I am late!では社会人として失格!?かもしれません。
I sincerely want to apologize などと言うと、もっと丁寧になります。I want to reiterate the apology to A for Bのように、繰り返し謝りたいです、などの表現も丁寧ですよね。
I take full responsibility 責任はすべて取ります。
もっとヘビーな状況かもしれませんが、「責任は私がすべてとります」という言い方も・・できれば使いたくないですね。。
I will take full responsibilities for this. このことはすべて私が責任をとります! とてもフォーマルな表現ですよね。
いかがでしょうか??謝り方、1つでも色々な表現がありますよね。場面に合った謝罪をしたいものです。謝罪をしなくていいのが一番ですが・・・
聞き取れない時こそ、Sorry?? 「Pardon?」はあまり使われない!?
ついでと言ってはなんですが・・・聞き取れなかったとき、パードン?(pardon)っていうように習いましたよね??英検の面接でも、聞き取れなかったらPardonというようにって言われます。
けど…実は、ネイティブはあまりpardonって使わないです。
それより、Sorry??ということが多いです。海外にいる時も、みんなSorry??と言って聞き返していたのを覚えています。
謝り方、聞き返す方法もたくさんありますね。いろいろ覚えて表現を増やしていきましょう!