私は高校時代から英語大好き人間です。英語が嫌いな人から見たら、かなり変人だと思います。
高校入試の失敗がきっかけで、もう負けたくない、のような気持ちが芽生え、人が変わったように高校時代は結構勉強家でした。仲の良い友達と遊ぶことはありましたが、どっちかというと家にいるタイプだったと思います。中学まではスポーツ一筋だったのが、まったく違うタイプに変わりました。高校時代の自分の方が自分らしく生きていたと思います。
そのような高校生だったので、お小遣いなどはほとんど参考書を買ったり、英語教材に充てていました。社会人になってからも、今までいろいろな教材を買ってきましたし、英語教材にかなりの投資をしてきました。
10年前から聞き流し教材や倍速で聞く教材、CD講義の教材・・いろいろありました。いろいろ試してきた中で、教材の良し悪しを見分ける「眼」も育ったと思います。
いい教材を見分けるのに、一つ確実に言えること
色んな教材を試してきて、私なりに確信していることがあります。それは、「聞くだけで」「○○日ですぐペラペラ」「○○語だけでペラペラ」のような、短期間で急激に話せるようになると謳う教材は止めた方がいい、ということです。
語学というものは、一週間でマスターできるほどの物ではありません。3つの単語だけで話せる!のようなキャッチコピーは、確かに魅力がありますし、ある意味そうかもしれません。しかし、3語で話せる英語は、その程度の英語です。どのレベルの英語力を目指すのかにもよりますが、教養のある英語は絶対話すことはできません。
TOEICでも、英検でも、受験でも、「これだけでOK」のような、売りたいだけが目的のような教材は、私はお勧めしません。
英語学習はマラソンのようなものだと認識してください。目先ばかり見ても続かないです。
まだ旅の途中
私も、一応英検1級に受かったときは、今までの英語学習も少しだけど実を結んだな・・とは思いましたが、プロの通訳を見ていると「すごいな~」と感動しますし、映画やテレビの英語を完璧に理解できるか、というと、そんなことはありません。リアム・ギャラガーの英語は未だに何言っているんだろう・・って思います。まだまだ英語学習の旅の途中です。
それでも、とりあえずここまで来た英語力を身につけるために使った、「厳選した教材」をお伝えしていきます。