はじめに

私、最近急に心理学にハマりだしています。なぜかわかりませんが、「心理学を学びたい」という想いに駆られております。

とりあえず通信教育やってみたり、本を読んだりしているのですが、知れば知るほど面白い。それに、塾講師という立場上、生徒への声のかけ方とか、ふれあい方を考えるときに心理学は役に立ちますね!

そんな中、久しぶりに邦画が見たいと思い、今さら「ビリギャル」を見ました。偏差値40のビリギャルが慶応大学に受かるお話です。申し訳ありませんが大して期待しないで見てたのですが、あれ、、、目から大量の心の汗が(涙)・・・クレヨンしんちゃんの「オトナ帝国の逆襲」並みに「泣くつもりはなかったのに」感が凄かったです。

ビリギャルの影響で、モデルとなった坪田信貴先生のファンになった私はヤホーで先生について調べてみたのですが、この先生は海外で心理学を学んだほど心理学に明るい方のようです。

人間は9タイプ

心理学に基づいた教育をされているということで、ちょうど心理学についての本を出されたところでした。なんというタイミング!すぐさまアマゾンで「人間は9タイプ」という本を注文しました。

心理学では「エニアグラム」という手法があるらしく、一言でいうと、人間は9通りの性格に分かれるというものだそうです。それだけでは単なる性格診断なのですが、坪田先生が凄いのは、その「類型論」だけではなく、「特性論」や「交流分析」と呼ばれる手法も織り交ぜながら、学習指導上ベストな方法に応用され、さらに実践の場で研究を重ねているのです。「大迫半端ないって!」と叫ぶディフェンダーの気持ちがよくわかる瞬間です!!

ちなみに、その9通りというのは・・

 具体的な9分類は

①完璧主義タイプ ②献身家タイプ ③達成者タイプ ④芸術家タイプ ⑤研究者タイプ ⑥堅実家タイプ ⑦楽天家タイプ ⑧統率者タイプ ⑨調停者タイプ


だそうです。90問の心理テストをして割り出されます。

ちなみに私は⑤研究者タイプが一番高く、次に④の芸術家タイプでした。マニアックな変わり者、というところでしょうか(笑)

子育ても、子ども一人ひとりにあった声掛けを

細かい説明は本書を読んでいただければと思いますが、先生曰く、「子供に服を買うときにサイズの合った服を選ぶように、教育と付き合い方も子供のタイプによって変わる」のだとか。

塾でいえば、いろんなタイプの生徒がいるのに、みんなに同じような声のかけ方や接し方をしてはいけないという事です。

私も4年生以上の生徒方には心理テストを受けて頂きました。結果を見て、確かに、この子にはこういう声のかけ方の方がいいかもな・・という気づきがとても多いです。

子育てをしている方や、恐らくサラリーマンの方も、人付き合いに役立つ本だと思います。

私の塾でも、今後は小4以上の生徒方には入塾時にこの心理テストは受けて頂こうと思います。生徒の性格のタイプによってやる気のでる声掛けをするように心がけたいです。

今までの学びと研究の成果を、このように本にして世に出していただいた坪田先生に感謝です!